インテルはCB補強には失敗。
【ミラン】パレッタの「横取り」に成功 & アルメロは残留
左SBのルカ・アントネッリ(←ジェノア)、SBとCB兼任のサルバトーレ・ボッケッティ(←スパルタク・モスクワ)という2人のレフティだけでは満足せず、最終日になって右利きのCB獲得に動いたアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は、パルマからサンプドリアへの移籍が濃厚と見られていたイタリア代表ガブリエル・パレッタの「横取り」に成功した。移籍金300万ユーロ(約4億2000万円)の完全移籍で、契約は2018年まで。
もうひとり、サンプドリアやインテルが狙っていたアタランタのイタリアU-21代表MFダニエレ・バゼッリの獲得にも動いていたが、こちらはアタランタが1月に手放すことを望まず、交渉は不成立に終わっている。バゼッリはイタリア人若手MFの中で最も将来性のあるひとりであり、夏のメルカート(移籍マーケット)で主役になることは間違いない。
ミランはまた、アントネッリ獲得によって余剰戦力となったパブロ・アルメロのレンタルでジェノアと合意していたものの、アルメロ本人が判断を保留、移籍がペンディングになっていた。
アルメロは移籍期限最終日の夕方になってやっと移籍を受け入れる決断を下したが、それを待ちきれなかったジェノアはその時すでにスペイン2部のバジャドリーからモロッコ代表ザカリヤ・ベルグディシュを獲得済みだった。結局移籍は成立せずアルメロはミランに残留することに。
【インテル】サントンを買い戻すも、CB補強は失敗
週末から動き出していたダビデ・サントン(ニューカッスル)の買い戻しは決まったが、同時に進めていたCBの補強には失敗した。
7月からの獲得が決まっているジェイソン・ムリージョ(グラナダ)の移籍を早める交渉は失敗に終わり、同時に進めていたロドルフォ(サンパウロ)、ドマゴイ・ヴィーダ(ディナモ・キエフ)、そしてやはり「出戻り」のロランド(ポルト)も相次いで破談。ちなみに、インテルのオファーを拒否したポルトは、ロランドをアンデルレヒトに売却している。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
左SBのルカ・アントネッリ(←ジェノア)、SBとCB兼任のサルバトーレ・ボッケッティ(←スパルタク・モスクワ)という2人のレフティだけでは満足せず、最終日になって右利きのCB獲得に動いたアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は、パルマからサンプドリアへの移籍が濃厚と見られていたイタリア代表ガブリエル・パレッタの「横取り」に成功した。移籍金300万ユーロ(約4億2000万円)の完全移籍で、契約は2018年まで。
もうひとり、サンプドリアやインテルが狙っていたアタランタのイタリアU-21代表MFダニエレ・バゼッリの獲得にも動いていたが、こちらはアタランタが1月に手放すことを望まず、交渉は不成立に終わっている。バゼッリはイタリア人若手MFの中で最も将来性のあるひとりであり、夏のメルカート(移籍マーケット)で主役になることは間違いない。
ミランはまた、アントネッリ獲得によって余剰戦力となったパブロ・アルメロのレンタルでジェノアと合意していたものの、アルメロ本人が判断を保留、移籍がペンディングになっていた。
アルメロは移籍期限最終日の夕方になってやっと移籍を受け入れる決断を下したが、それを待ちきれなかったジェノアはその時すでにスペイン2部のバジャドリーからモロッコ代表ザカリヤ・ベルグディシュを獲得済みだった。結局移籍は成立せずアルメロはミランに残留することに。
【インテル】サントンを買い戻すも、CB補強は失敗
週末から動き出していたダビデ・サントン(ニューカッスル)の買い戻しは決まったが、同時に進めていたCBの補強には失敗した。
7月からの獲得が決まっているジェイソン・ムリージョ(グラナダ)の移籍を早める交渉は失敗に終わり、同時に進めていたロドルフォ(サンパウロ)、ドマゴイ・ヴィーダ(ディナモ・キエフ)、そしてやはり「出戻り」のロランド(ポルト)も相次いで破談。ちなみに、インテルのオファーを拒否したポルトは、ロランドをアンデルレヒトに売却している。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎