• トップ
  • ニュース一覧
  • 「何もないということ…」ベイルの現状はジダンの“期待通り”!? マドリー贔屓紙が皮肉特集を掲載

「何もないということ…」ベイルの現状はジダンの“期待通り”!? マドリー贔屓紙が皮肉特集を掲載

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年04月06日

「恥ずかしげもなく不快な言葉を口にし…」

戦力として数えられていないベイル(左)は、ジダン(右)の構想からも外れているとされているが……。 (C) Getty Images

画像を見る

 ガレス・ベイルは、今夏の移籍市場でマドリードを離れることが濃厚とされている。

 2013年の夏にトッテナム・ホットスパーから移籍金9100万ユーロ(109億円)でレアル・マドリーに電撃加入を果たしたベイルだが、チーム内におけるプレゼンスは確実に低下しており、もはや戦力とは言えない状況にある。

 現行の契約は2022年6月までとなっているものの、来シーズンはジネディーヌ・ジダン監督のチーム構想から完全に外れるだろうとも言われている。

 しかし、手取り年俸1億4500万ユーロ(約181億2500万円)を受け取っているベイル本人に退団の意思はないとされており、今夏の売却に難航する兆しさえある。

 そんなウェールズ代表FWの現況について、マドリーの贔屓紙である『Marca』が特集を組んだ。「ベイルはジダンの期待通りの貢献をした。それは何もないということだ」と皮肉を込めた見出しが付けられた記事は、冒頭から辛辣だ。

「ジダンはマドリーの新プロジェクトにベイルを望んでいなかったが、江蘇蘇寧との交渉が破談し、選択肢を失った。7月には構想外としていたが、まだクラブにいたころは救いの手を差し伸べ、開幕戦でも彼を起用した。

 だが、第3節でゴールを挙げて以降、ベイルは得点での貢献をやめてしまった。マドリーで最高給取りとなっている彼は、9月1日以来リーガでゴールを決めていない。2シーズン連続で期待外れに終わったと言わざるを得ない」

 さらに記事はベイルの態度にも言及している。昨夏にプレシーズンマッチのメンバーから漏れた際、チームの試合中に趣味のゴルフに興じていたことをすっぱ抜かれて、大バッシングを浴びていたウェールズ代表FWを同紙は「ある意味で彼は期待に応えてくれている」と皮肉った。

「今シーズンも、もはや誰にも分らないケガや『ウェールズ、ゴルフ、マドリー』のフラッグ問題、スーペル・コパの欠場まで、数々のドラマがあった。

 そしてベイルは、時折、恥ずかしげもなく不快な言葉を口にし、チームメイトとの連帯感も見られない。メンバー外の時には、定期的に試合終了前にスタンドから去っている。ある種、ベイルはジダンが期待していたものを正確に届けている。それは何もないということだ」

 ほぼ戦力にならず、高給をもらうベイルのマドリーにおける序列は地に墜ちたと言っても過言ではない。だが、彼はそれでもクラブに留まり続けるのか。今夏の動静が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
久保建英のマドリー復帰のキーマンは“121億円男”ベイル!? いま最も現実的な来季の所属先は――
「もう君は必要ない」「出てけ!」ベイル、またゴルフ動画をアップして“炎上”! 確信犯的な振る舞いに非難殺到
「もはや頭痛の種」マドリーがベイルを“タダ”でも放出したい「3つの理由」をスペイン紙が報じる!
「クボの獲得は賭けに成功」久保建英は“タダ”から19億円!マドリーが保有する若手の市場価値アップにスペイン紙注目
「ダイヤモンドのように価値がある」16歳“ピピ”中井卓大が「マドリーの有望な若手20人」に選出!スペイン全国紙が特集

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 完全保存版!
    11月9日発売
    ルヴァンカップ制覇!!
    名古屋グランパス
    クラブ一丸で成し遂げた
    万感の王座への帰還
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 超名門を一大特集!
    12月5日発売
    監督交代でどう変わる!?
    MANCHESTER UNITED
    赤い悪魔の新章がスタート!
    恒例の2025年カレンダーも
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.41
    12月9日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    選手権名鑑
    出場48校&1435選手の
    詳細プロフィールを網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ