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「自分や周囲が想像していたよりも…」中島翔哉が葡紙インタビューで語ったポルト加入後の自己評価とは?

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年03月26日

日本の新型コロナ対策にも言及

リーグ中断前までは、少しずつチームでの役割を確立しつつあった中島。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

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 昨夏にポルトガル1部の強豪ポルトに加入した中島翔哉。同リーグはヨーロッパにおける新型コロナウイルスの影響で中断しており、中島も自宅待機中だ。

 そんななか、中島は地元紙『Ojogo』の電話インタビューに応じたようだ。ポルト加入後から現在までのこと、そして話題は日本の新型コロナウイルスの対策まで及ぶなど、幅広く語っている。

 中島は移籍後、なかなか出番を掴むことができなかった。セルジオ・コンセイソン監督に怒鳴られる場面が見られるなど、チームのスタイルに溶け込めず、苦労している様子も窺えた。リーグ中断までに残した結果は、公式戦28試合出場、1ゴール・3アシストとなっている。

 中島自身、「適応するのに時間がかかった」と振り返っている。

「このチームでスタートを切ったとき、僕自身や周囲が想像していたほど良くなかったことは事実。個人的にも新しい環境に適応するのに時間がかかったと感じている。シーズンが始まってから、本当にたくさんのことを学んだ。ようやく馴染めたかなと思った矢先に怪我をしたけれど(1月)、回復した後はチームと一緒に、良いフェーズを迎えることができていると思う」

 現在、ポルトはリーグ首位に立っている。シーズン初戦では昇格チームに敗れて風当たりは強くなったが、今季の優勝を狙えるところまで盛り返した。

 そのこと自体、中島は「驚きはない」そうだ。「最初から、このチームは実力があり、本当の家族のように強い絆で結ばれていると思った。首位に立ったことに驚きはないし、みな優勝を目指してやっているので、迷いもない」と心境を語っている。

 さらに同紙は、「日本の新型コロナにおけるパンデミックとの闘いは、世界でも良い例として挙げられている」と言及し、中島にその「良い例となった秘密とヒント」を訊ねている。

「日本人だけではないけれど、インフルエンザに直面することに慣れている。だからといって、この状況に対処することは簡単ではなく、誰にとっても困難で複雑であることには変わらないと思う。

 ただ、日本人は清潔に対して普段からとても気を遣っている。マスクをいつも身に着けて、家に帰ったら手を洗い、うがいをする習慣がある。それが日本人としては普通のことだけれど、加えて、国や保健機関から要求されているルールを守っているからだと思っている」

 このインタビュー記事をポルトの公式SNSが取り上げて紹介すると、地元サポーターからは「ナカ(中島)の奮闘にいつまでも期待」「クラック」「愛してるよ」などの激励が寄せられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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