３月17日に31歳の誕生日を迎えたサラゴサの香川真司に、国内外から多くのメッセージが寄せられている。

　トルコ１部ガラタサライ所属の長友佑都は、日本代表での香川とのツーショット写真に以下のメッセージを添えて投稿した。

「Happy birthday my bro.‪真司が19歳の時に初めて代表で出会ったな。‬あれから12年も経ったのか。‪ブラザーよ、逞しくなったな！笑‬。おめでとう！‬‪これからもよろしく！‬」

　この一枚には、「いい写真です」、「最高以外に言葉がありません。仲間を大切にしていきたいと思えました」など、多くの日本のファンが喜びの声を上げた。

　ほかにも、Twitterやインスタグラムのストーリー（24時間で消えてしまう投稿）で、ともにスペインで戦う乾貴士（エイバル）や柴崎岳（デポルティボ）、セルビアで活躍中の浅野拓磨（パルチザン）、ドイツ２部で奮闘する宮市亮（ザンクトパウリ）の海外組のほか、清武弘嗣、丸橋祐介（ともにセレッソ大阪）、酒井高徳（ヴィッセル神戸）、田中裕介（ファジアーノ岡山）らが祝福した。

　さらに、ドルトムント時代の同僚であるユリアン・ヴァイグル、ピエール＝エメリク・オーバメヤン（現アーセナル）、イルカイ・ギュンドアン（現マンチェスター・シティ）、モリー・コナテ（現STVV）、ベジクタシュで同じ釜の飯を食ったガリー・メデルらも祝いの言葉を贈っている。

　そして、スペイン紙『MARCA』も香川の誕生日を取り上げ、新型コロナウイルスの感染拡大が進むスペインで過ごす一日は、「普段とはかなり異なるものになったことだろう」と綴っている。

「スペインは現在、憂慮すべき状態にあることから、通常とは異なる方法で誕生日を祝わなければならない人が多くいる。おそらく、31歳の誕生日を迎えるシンジ・カガワも人生で最も奇妙な祝福を経験することになるはずだ。自宅でローソクを吹き消すだけの日にせざるを得ないのだろうから」

　香川本人は誕生日についてコメントしていないが、寄せられた仲間からの祝福には絵文字や「アリガトウ」と嬉しそうに返信している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部