• トップ
  • ニュース一覧
  • 3連敗にキャプテン熊谷紗希は「世界との差を痛感」 全試合で見られたパスミス起点の失点には…

3連敗にキャプテン熊谷紗希は「世界との差を痛感」 全試合で見られたパスミス起点の失点には…

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年03月12日

「狙いとした戦いは他の2戦に比べてできた部分もあったが…」

3連敗で大会を終えたなでしこジャパン。主将の熊谷は手応えを掴みながらも、課題を痛感した。(C) Getty Images

画像を見る

 3戦全敗の結果に、ディフェンスラインを統率するキャプテンも危機感を口にした。

 アメリカ遠征中のなでしこジャパンは3月11日(現地時間)、シー・ビリーブス・カップの最終戦となるアメリカ戦に臨み、1-3で敗れた。五輪前最後の国際大会は3連敗に終わった。

 立ち上がりの7分に直接FKを叩き込まれ失点した日本は、27分にも自陣ゴール前で守護神の山下杏也加が痛恨のパスミス。これを拾われ、FWプレスに華麗なループショットで押し込まれた。2点差を許して以降、日本は持ち前のパスワークから反撃し、岩渕真奈のゴールで1点差に迫ったものの、78分にもCKから追加点を許し、1-3でタイムアップとなった。

 キャプテンの熊谷は「アメリカ相手に自分たちの狙いとした戦いは他の2戦に比べたらできた部分もあったかなと思うが、やはり自分たちのミスから失点した。ミスから(チャンスを)与えて、そこをしっかり仕留められて。本当にこれが世界との差だなというところもしっかり痛感しながら、反省点の残る試合になった」と、女王との一戦を振り返った。

 課題はやはり、自陣からのビルドアップでのミスが直接失点の引き金となっている点だろう。スペイン戦、イングランド戦、そしてアメリカ戦と、3試合全てで同じミスからの失点が繰り返された。これについて熊谷は「チームとしてのボールの回し方、持ち方を考えなければいけないところもあると思うし、失った後にどれだけ後ろが我慢できるかというところも課題になると思う」と語った。

 約4か月後に迫る東京五輪へ向けて、「この3戦で本当に世界との差を痛感している」と危機感を露わにした熊谷。「まだまだ自分たちに足りないなというところを身をもって感じているので、もっと一人ひとりが危機感を持って、自分のチームに帰っても世界を意識して戦っていくしかないと思う」と、個々のさらなるレベルアップが重要になるとした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
なでしこ、岩渕真奈の追撃弾も女王アメリカに1-3敗戦… 五輪前最後の国際大会は3戦全敗に終わる
【現地発】なでしこ、崩壊は避けられたが…イングランドに善戦も見せつけられた欧州トップのクオリティ
「1ミリも対抗できなかった」エース岩渕真奈も認めた完敗…なでしこJに渦巻く失望感のもとは何なのか?【現地発】
なでしこ、米遠征メンバー23人を発表! 東京五輪の試金石となる強豪3か国との国際大会へ挑む!
「マジ可愛い」「100万ドルの笑顔!」なでしこ猶本光が公開した“南国ビーチで戯れ”写真にファン反響!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ