週2試合をこなすことになるが…
ハリー・ケインとソン・フンミンという主砲を同時に欠いたイングランド1部のトッテナムは、チャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ・16第1レグで、RBライプツィヒに敗れた。ホームでの0-1という結果に、チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は嘆き節だ。
先発メンバーのほか、途中出場したエリク・ラメラとタンギ・ヌドンベレも決して万全ではなく、チーム状況は満身創痍だ。多くの試合をこなさなければならないなか、トッテナムは野戦病院と化しつつある。
英公共放送『BBC』によれば、モウリーニョはこの状況を「銃弾のない拳銃で戦うようなもの」とコメント。「我々は本当に困っている」と嘆息した。
「この試合だけだったら、問題とは言わない。だが、我々にはFAカップやプレミアリーグの試合があるんだ」
先発メンバーのほか、途中出場したエリク・ラメラとタンギ・ヌドンベレも決して万全ではなく、チーム状況は満身創痍だ。多くの試合をこなさなければならないなか、トッテナムは野戦病院と化しつつある。
英公共放送『BBC』によれば、モウリーニョはこの状況を「銃弾のない拳銃で戦うようなもの」とコメント。「我々は本当に困っている」と嘆息した。
「この試合だけだったら、問題とは言わない。だが、我々にはFAカップやプレミアリーグの試合があるんだ」
インタビュアーからラメラとヌドンベレの投入後は「本当のスパーズ」だったか問われると、モウリーニョは「本当のスパーズとはどういう意味だい?」と皮肉っぽい笑みを浮かべている。
「ラメラがチームとどれだけ練習したか知っているか? ゼロ時間だ。負傷からフィールドに戻っていきなりCLで20分間プレーした。彼が20分しかできないことも、ヌドンベレが90分戦えないことも分かっていた。わたしは自分にあるピースをマネジメントしようとしたんだ。ルーカスも、ステフェン・ベルフバインも、ジオバニ・ロ・チェルソも死んでいたんだよ」
さらに、モウリーニョは「0-1だったことは心配していない。向こうに行って勝つこともできる。心配なのは、どんなにたくさんの試合が控えていても、このメンバーしかないということだ」と述べた。
プレミアリーグ次節のチェルシー戦を皮切りに、3月のインターナショナルウィークまで週2試合のペースが続くトッテナム。智将モウリーニョはこの苦境を乗り越えられるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部