マンU指揮官もガックリ
プレミアリーグにようやく訪れたウィンターブレイクを活かそうと、オレ・グンナー・スールシャール監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは、温暖なスペインの地でキャンプを行なう。
だが、冬のマーケット最終日に加入したオディオン・イガロが、大事なキャンプに帯同することができなくなった。理由は、世界的な拡大が続いている新型コロナウイルスだ。
イガロは上海申花からユナイテッドに加わった。しかし、2月8日、ユナイテッドは、「中国における現状のため、イガロはスペインに同行しないと決まった」と発表した。直近14日以内の中国滞在者に対する入国制限が厳しくなり、イガロがスペインからイギリスに戻れなくなる恐れがあるからだ。
だが、冬のマーケット最終日に加入したオディオン・イガロが、大事なキャンプに帯同することができなくなった。理由は、世界的な拡大が続いている新型コロナウイルスだ。
イガロは上海申花からユナイテッドに加わった。しかし、2月8日、ユナイテッドは、「中国における現状のため、イガロはスペインに同行しないと決まった」と発表した。直近14日以内の中国滞在者に対する入国制限が厳しくなり、イガロがスペインからイギリスに戻れなくなる恐れがあるからだ。
スールシャール監督は、「オディオンはマンチェスターに残る。中国から来て14日以内だからだ」と話している。
「中国での状況のため、彼が国を離れたら、再びイングランドに戻ることが許されるのか確実じゃない。だから、ここに残ってパーソナルコーチとの個別メニューのトレーニングをする。彼の家族もイングランドに馴染めるだろう。それ自体はプラスだ。
もちろん、彼はみんなと来ることを望んでいた。チームメートたちのことを知りたかっただろう。だが、(入国制限が厳しくなった場合の)リスクを冒したくない」
情報筋の話として、アメリカのスポーツ専門局『ESPN』が伝えたところによると、キャンプで新天地に溶け込む機会を失ったイガロは、17日のプレミアリーグ次節チェルシー戦に出場しない見込みという。その場合、デビューは23日の本拠地オールド・トラフォードでのワトフォード戦になるようだ。
デビューまで3週間という時間は、今季末までのレンタルで加入したイガロにとって小さくない。思わぬかたちで出遅れた新アタッカーは、ユナイテッドで結果を残せるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部