• トップ
  • ニュース一覧
  • 11年前にガンバ大阪と対戦も…。元マンU戦士のスコールズが「クラブW杯は真剣じゃなかった」と語る理由

11年前にガンバ大阪と対戦も…。元マンU戦士のスコールズが「クラブW杯は真剣じゃなかった」と語る理由

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年12月28日

「何としてでも勝ち取りたいものだったとは思わない」

08年のクラブW杯に出演してガンバ大阪と対戦したスコールズ。当時は「真剣じゃなかった」と告白した。 (C) Getty Images

画像を見る

 今月18日、クラブ・ワールドカップ決勝で、昨シーズンの欧州王者であるリバプールが、南米王者のフラメンゴに延長戦の末に1-0で勝利。世界王者に輝いた。

 リバプールにとっては、創設127年でクラブ史上初の世界一ということもあって、その戴冠劇は、英国内でも小さくない話題となった。だが、元イングランド代表MFのポール・スコールズは、世間の盛り上がりに苦言を呈した。

 現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで長らく主力を務め、名将アレックス・ファーガソンのチームに欠かせない中盤の要として君臨したスコールズ。宿敵リバプールの世界一が気に食わなかったのか、英公共放送『BBC』のラジオ番組で、「何よりも欲しいタイトルじゃないだろ?」と発言したのだ。

「クラブ・ワールドカップがどれだけ重要か? うーん、そうだな。そこまで行ったなら勝ち取れたら最高だけど、自分たちが何としてでも勝ち取りたいものだったとは思わない。ジョークを言ってるんじゃないよ! いたって真剣さ」

 スコールズ自身も日本で開催された2008年大会に参戦。クリスチアーノ・ロナウドやウェイン・ルーニーなどの豪華メンバーを擁したユナイテッドの主力として、見事に栄冠を勝ち取っていたのだ。ガンバ大阪と撃ち合いを演じた準決勝では、スタメンとしてピッチに立ち、日本のサッカーファンを大いに沸かせた。

 だが、数々のタイトルを勝ち取ったMFにとっては、重要な意味をなさないようだ。番組に出演していた元ウェールズ代表のロビー・サベージから「じゃあ、クラブ・ワールドカップと地元のバトミントン大会はどっちが大事?」と訊かれ、「もちろんバトミントン大会さ」と即答。さらにこう続けている。

「もしかすると、長い年月のなかでより重要になるかもしれない。リバプールはエンジョイしていたようだったし、彼らはしっかりと祝ってもいた。だから、この大会のことをシーズン後に話すかもしれないね。

 でも、少なくとも、僕らがプレーしていた時は、真剣なものではなかったと思う。今でも『この何シーズンになんのトロフィーを勝ち取った?』と聞かれたとして、僕らはクラブ・ワールドカップことを話さないと思う。それぐらい達成感がなかった」

 一連の発言は、愛する古巣ユナイテッドとすっかり立場が逆転してしまったリバプールに対する、“やっかみ”に聞こえなくもないが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
【ビッグクラブの回顧録】“あの時”のユナイテッドを振り返る vol.19~2008-09シーズン ~
マンCはメッシ獲得目前だった!? 元CEOが11年前の仰天エピソードを激白! 「オーナーの叫び声が…」
「MLSとは次元が違いすぎる…」イブラヒモビッチのミラン電撃復帰決定に欧州メディアは懐疑的!
イニエスタの神戸移籍に関わった“重要人物”も動く!? ダビド・シルバのJ挑戦の可能性を追う【現地発】
クラブW杯はもう日本で開催されないのか? 2年後に生まれ変わる「新大会」から浮かび上がるFIFAの思惑

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ