• トップ
  • ニュース一覧
  • 「私は闘い抜く!」かつてJリーグで活躍した元韓国代表レジェンドが自身のすい臓がんを告白

「私は闘い抜く!」かつてJリーグで活躍した元韓国代表レジェンドが自身のすい臓がんを告白

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年11月20日

「受け入れがたい結果でした。それでも…」

J通算113試合出場のユ・サンチョル氏。日本のファンにもお馴染みのレジェンドだ(写真はクラブ公式サイトより)。

画像を見る

 かねてから健康状態が心配されていた元韓国代表MFのユ・サンチョル(柳想鉄)氏が、自身の言葉で容体について説明した。

 11月19日、氏が監督を務めるKリーグ・仁川ユナイテッドは公式ホームページ上に「ユ・サンチョル監督からファンへの手紙」を掲載。そのなかで、現在すい臓がんに侵され、治療中であることを明かしたのだ。

 現役時代は横浜F・マリノス、柏レイソルでも大活躍。岡田武史政権下の横浜では2003、04年のJ1リーグ連覇に多大な貢献を果たした。韓国代表としても124キャップ(18得点)を記録し、ワールドカップには2度出場。日本代表の前にも幾度となく立ちはだかり、攻守に幅広く機能するオールラウンダーだった。

 ユ・サンチョル氏が綴ったメッセージを要約してお伝えしよう。

「いつもチームと選手たちに熱い声援を送ってくださっている皆さんに、心から感謝いたします。今回このような形でメッセージを寄せることになったのは、私の健康状態についてさまざまな憶測が飛び交い、私自身の言葉でファンの皆さんに説明する必要があると考えたからです。

 今年の10月半ばでした。身体に黄疸が出る異常な症状が出たため、私はすぐさま病院で精密検査を受けました。診断の結果は、すい臓がんのステージ4。受け入れがたい結果でした。

 ただ、私は闘い抜くと決心しました。今後も並行して治療を続ける必要がありますが、チームの1部残留という目標を達成すべく、自分の任務を全うする覚悟です。そして選手やスタッフたちと一緒に過ごしながら、私自身もポジティブなパワーをもらいたいと思います。

 ファンの皆さんとの(1部に残留するという)約束を守りたい。監督として最善を尽くし、最後まで諦めずに頑張ります。『やればできるんだ』というポジティブなパワーを携えて、病気に立ち向かい、打ち勝ちたいと思います。

 ファンの皆さんの健康と幸福をお祈りします。本当にありがとうございます」

 
 残留争いの渦中にある仁川ユナイテッドだが、今季Kリーグの残り2節を連勝すれば、自力での残留が確定する。ファンに向けて、決意のほどを熱く語ったユ・サンチョル監督。その執念が実るのか、注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「もはや戦争」「ヒジやヒザで襲いかかってきた!」韓国代表団長が明かした北朝鮮の恐るべき“洗礼”
「とうてい受け入れられない!」西野朗監督の“苦言”にベトナム代表の韓国人監督が怒りの反論!
「いかなる差別もあってはならない!」北朝鮮に怒り心頭の韓国サッカー協会がAFCに“懲戒”を要求!
「屈辱を忘れるな!」“トロフィー踏みつけ事件”から半年、U-18中国代表が天敵・韓国との再戦に燃える!
「美しすぎる!」「まるでK-POPアイドル」韓国女子代表のビーナス、イ・ミナがまさかの制服姿で京都旅行!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ