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前倒し過密日程の浦和、広島と1-1の痛み分け…岩波弾で先制も終盤の痛恨オウンゴールでドロー決着

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年10月29日

中2日、中3日で4連戦の浦和

広島戦で先制点を奪った岩波。(C) SOCCER DIGEST

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 J1リーグは10月29日、31節のサンフレッチェ広島対浦和レッズの1試合がエディオンスタジアム広島で開催され、1対1の引き分けに終わった。

 浦和がアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝に進出したため、前倒しの日程で行なわれた一戦(他の試合は11月9日・10日)。試合はホームの広島が攻勢に出る。左サイドの柏好文の個人技などを突破口にゴールに迫り、浦和を押し込んでいく。前半は広島が押し気味に進めるものの、浦和が粘り強く凌ぎ0-0で折り返した。

 迎えた後半は、ボール支配を高めて攻める広島に対し、浦和も球際で激しく応戦。右サイドの橋岡大樹の突破などからチャンスを窺う。一進一退の攻防は66分、川辺駿のミドルシュートがポストを直撃し、広島がチャンスを逃すと、逆に75分、浦和は長澤和輝のチャンスメイクから、走り込んだ岩波拓也が右足のシュートでネットを揺らす。浦和が先制する。

 しかし広島は88分、浦和を押し込むと、自陣に戻った橋岡がクリアをしきれず、自軍ゴールにボールを蹴り込んでしまう。浦和のオウンゴールで広島が同点に追いついた。

 結局、試合は1-1のドロー決着。残留争いから完全に抜け出せていない浦和にとっては痛恨の引き分け。また優勝、ACL出場権を狙う広島にとっても痛い勝点1となった。

 ACL決勝進出の浦和は今後、中2日で鹿島戦(30節/11月1日)、中3日で川崎戦(32節/11月5日)を戦い、さらに中3日でACL決勝のアル・ヒラル戦(11月9日/現地時間)と過密日程が続く。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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