19歳でワールドカップを制覇したキリアン・エムバペ、23歳でバロンドールを受賞したクリスチアーノ・ロナウド、24歳でアメリカ女子リーグの得点王とMVPに輝いたサム・カー。世界屈指のスピードスターたちは、同時に信じがたいスピードで夢を叶え続けるプレーヤーでもある。
 
　そんな世界で３人だけが着用するのが、ナイキの新たなスパイク・シリーズの『マーキュリアル DREAM SPEED』だ。類稀なスピードを持ち味とするフットボーラーに向けた『マーキュリアル』を新しく解釈し、ユニークなデザインを特長とした新シリーズである。
 
　第１弾のテーマは、「スピードのDNA」だ。断面には小さな穴のパターン、フライニットのマーク、素材が切り替わる線、色の識別コード、物差し、その他のグラフィック要素など設計図で使われたテクノロジーの詳細が描かれ、スパイクの構成を紹介。大胆なブルーは「青写真」からインスピレーションを受けて採用された。

　アッパー表面はメタリックで、シューレースにもわずかに光る糸を組み合わせ、大きなグラデーションのスウッシュロゴをあしらうことで、止まっている時でさえも動きが感じられるスパイクになっている。色識別コードの「10A」と「73P」は、「白」と「ベアリーボルト」をそれぞれ示しており、これら２色はナイキのロゴに使用されている。
 
　外側では、シリーズ第１弾であることを示す「001ロゴ」が虹色のような光を放つ。さらに内側には、「44.7km/h」というあらゆるフットボーラーが憧れる数字も刻印。そう、エムバペがマーキュリアルを履いて弱冠18歳で記録した最高時速だ。ティーンエージャーで叩き出した短距離走の世界記録にも匹敵する驚愕の速さは、いわば『マーキュリアル DREAM SPEED』の象徴だ。
 
　この『ナイキ スーパーフライ 7 エリート MDS FG』は、NIKE.COM並びに一部の専門店にて好評発売中だ。
 
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構成：ワールドサッカーダイジェスト編集部