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「想像していたより強い!」映像をチェックした韓国メディアが北朝鮮代表の意外な“力量”に舌を巻く!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年10月19日

3戦連続完封。最終予選進出にも現実味が

後半、韓国はファン・ヒチャン(左)を投入して攻勢を強めたが、最後まで北朝鮮の堅牢を崩すには至らなかった。(C)Getty Images

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 謎のベールに包まれていた南北決戦の映像が、韓国メディアに公開された。

 現地10月15日に行なわれたカタール・ワールドカップ・アジア2次予選、北朝鮮vs韓国の注目カードはスコアレスドローに終わった。およそ29年ぶりにピョンヤンで開催されたコリアン・ダービーは、ピッチ内外でトラブルが頻発。韓国側は選手団のみの渡航が許され、サポーターもメディアも国境を越えることができなかった。

 しかも、5万大観衆で埋め尽くされるはずだった金日成スタジアムに北朝鮮サポーターの姿はなく、無観客試合で決行。ゲームは韓国の主将、ソン・フンミンが「怪我なく戻ってこれて良かった」と語り、チェ・ヨンイル団長が「まるで戦争。北朝鮮の選手たちはヒジや手、ヒザを使って襲いかかってきた」と振り返るほど、大荒れの展開だったという。

 ライブ中継がなかったため、試合の全容は正確に伝わってこなかったが、北朝鮮サッカー協会は試合後にゲームのDVDを手渡したという。画質が劣悪で韓国のテレビ局は録画放送を断念。そこで今回、韓国サッカー協会はメディアにのみ、その映像を公開したのだ。

 韓国の全国紙『スポーツソウル』は「想像していたよりも北朝鮮が強かった」と銘打ち、次のように報じている。

「たしかに激しいラフプレーが随所で見受けられたが、全体的に韓国は苦戦を強いられたと言わざるを得ない。北朝鮮は前線からプレッシャーを掛けて韓国に負担を増大させ、ベンチからも大きな声がこだました。人工芝という不慣れな環境も韓国陣営を悩ませ、主導権は北朝鮮が握る。ボール試合率で上回りながらも韓国はチャンスらしいチャンスを掴めず、頼みのソン・フンミンとファン・ウィジョは、ボールタッチの回数自体が少なかった。後半はファン・ヒチャンを投入してより攻勢を仕掛けたが、最後までゴールを奪うことはできなかったのだ」

 
 ここ数年、表舞台で結果が出ていない北朝鮮代表だが、今回のワールドカップ予選はひと味違う。3節を終えた2次予選のグループHで、韓国と同じく2勝1分けと好調なスタートを切っており、いまだ無失点。同居するのはレバノン、トルクメニスタン、スリランカとほかに格上はいないだけに、最終予選進出を果たしてもおかしくない情勢だ。

 韓国・ソウルでのリターンマッチは来年6月の開催予定。チョ団長は「次はホームでこらしめる!」と断言しており、ふたたび熱いゲームが繰り広げられそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
参照元●スポーツソウル日本語版
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