ファンの約6割は残留を希望
アーセナルの元ドイツ代表メスト・エジルは今シーズン、わずか71分しかピッチに立っていない。
イングランドでは、ウナイ・エメリ監督との確執も取り沙汰されており、今冬に移籍するのではないか、といった推測が広がっている。そんななか、英紙『the Athletic』が報じたところによると、本人が去就に関して口を開いたようだ。
「アーセナルとの契約は2021年夏まで残っているので、それを全うするつもりだ。さまざまな理由で試合に出ることが難しい状況で、その解決策として、移籍を考えるのも選択肢だと思う。だが、僕のホームはここだ。離れるつもりはない。少なくとも21年まではね」
イングランドでは、ウナイ・エメリ監督との確執も取り沙汰されており、今冬に移籍するのではないか、といった推測が広がっている。そんななか、英紙『the Athletic』が報じたところによると、本人が去就に関して口を開いたようだ。
「アーセナルとの契約は2021年夏まで残っているので、それを全うするつもりだ。さまざまな理由で試合に出ることが難しい状況で、その解決策として、移籍を考えるのも選択肢だと思う。だが、僕のホームはここだ。離れるつもりはない。少なくとも21年まではね」
この報道後、英メディア『BT SPORT』はSNS上で、「アーセナルにより長くいるべきなのはエジルか、エメリか?」というアンケートを実施。これまでに約4000票が投じられ、約6割が「エジルが残るべき」、約4割が「エメリが残るべき」と回答している。
エジル擁護派の多くは「彼が必要になるときが必ず来る」、「システムがエジルに合っていないだけだ」といったコメントを、また反対派は「週給35万ポンド(約5000万円)なんて高すぎる」、「今のチームでは使い方が難しい」といった声を寄せている。
エジルに対して、トルコのフェネルバフチェやアメリカのMLSのクラブからの興味が報じられた際、「彼は我々に必要な存在だ」と主張していたスペイン人指揮官だが、実際はニコラ・ペペやダニ・セバジョスといった若手を重用している。怪我をしているわけでもないのにベンチ外になるケースも状況が珍しくなく、ワールドカップも掲げた司令塔にとって、屈辱的な状況が続いている。
はたしてエジルは、宣言通りアーセナルに残留するのか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部