Jリーグが今週末の９月28日、29日に開催されるJ１リーグ・27節で達成される可能性のある記録を発表した。

　注目はJ１通算450試合に王手をかけている浦和のGK西川周作だ。大分の下部組織出身で2005年にトップチームへ昇格。その後は広島を経て2014年に浦和へ完全移籍した。加入後すぐさまスタメンの座を確保すると、３年連続（2014、2015、2016年）でJリーグベストイレブンに選ばれるなど、正守護神として活躍した。
 
　浦和に移籍して以降、現在に至るまでリーグ戦全試合に出場しており、出場記録を着実に伸ばしている。J１歴代通算出場数では10位・中村憲剛（川崎／454試合）に次ぐ11位で、GKでは１位・楢﨑正剛（元名古屋／631試合）、２位・曽ケ端準（鹿島／531試合）に続く第３位の記録だ。
 
　そのほかにも、27節の出場次第で遠藤康（鹿島）は250試合、土居聖真（鹿島）は200試合、柿谷曜一朗（C大阪）は150試合の通算出場数に到達する。
 
　またチーム単位に目を向けると、G大阪が通算400勝まであと一歩のところまできている。今週末は、リーグ戦38回目の“大阪ダービー”。同じ都市を本拠地とするC大阪との白熱必至の戦いを制すことはできるか。こちらの記録にも大いに注目したい。
 

　J１達成間近の記録は以下の通り。

【個人記録】
●Ｊ１通算出場
西川周作（浦和）／通算450試合まであと１試合
千葉和彦（名古屋）／通算350試合まであと１試合
遠藤 康（鹿島）／通算250試合まであと１試合
土居聖真（鹿島）／通算200試合まであと１試合
柿谷曜一朗（Ｃ大阪）／通算150試合まであと１試合
岩上祐三（松本）／通算100試合まであと１試合
上原力也（磐田）／通算50試合まであと１試合
パク・ジョンス（鳥栖）／通算50試合まであと１試合
 
●Ｊ１通算得点
豊田陽平（鳥栖）／通算100得点まであと３得点
倉田 秋（Ｇ大阪）／通算50得点まであと３得点
 
【チーム記録】
●Ｊ１通算勝利
ガンバ大阪／通算400勝まであと１勝
サガン鳥栖／通算100勝まであと１勝
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部