昨年夏からベトナム育成年代の強化に尽力
フィリップ・トルシエ氏が、若き日本代表の前に立ちはだかる。
米ネットワーク『Fox Sports Asia』が伝えたのは、元日本代表であるトルシエ氏のU-18ベトナム代表監督就任の可能性だ。
トルシエ氏は2018年夏から、ベトナム・ハノイに滞在している。国を挙げての代表チーム強化を推進する同国サッカー協会が、新たに完成させたのがナショナルトレーニングセンター「PVF」。この施設で事実上の責任者を務め、育成年代の強化に従事しているのだ。
2026年のワールドカップ初出場を狙うベトナム・サッカー界。なにを置いても重要なのは育成で、世代別代表チームでの実績を積みたいところ。2017年のU-20ワールドカップで初めて世界大会にエントリーしたが、続く2019年大会はアジア予選で敗退。今年11月から始まる2021年大会に向けたアジア予選は、是が非でも勝ち抜きたい。そこで、トルシエ氏に白羽の矢が立ったのだ。
U-19アジア選手権予選でベトナムは、日本、モンゴル、グアムと同じグループJに組み込まれた。普通に実力で判断すれば、日本とベトナムの2チームが本大会(2020年秋開催。ホスト国は未定)行きを決めるだろう。それでもベトナム協会はこの段階からトルシエ氏に指揮を任せることで、チーム強化を加速させたいと考えているのだ。
米ネットワーク『Fox Sports Asia』が伝えたのは、元日本代表であるトルシエ氏のU-18ベトナム代表監督就任の可能性だ。
トルシエ氏は2018年夏から、ベトナム・ハノイに滞在している。国を挙げての代表チーム強化を推進する同国サッカー協会が、新たに完成させたのがナショナルトレーニングセンター「PVF」。この施設で事実上の責任者を務め、育成年代の強化に従事しているのだ。
2026年のワールドカップ初出場を狙うベトナム・サッカー界。なにを置いても重要なのは育成で、世代別代表チームでの実績を積みたいところ。2017年のU-20ワールドカップで初めて世界大会にエントリーしたが、続く2019年大会はアジア予選で敗退。今年11月から始まる2021年大会に向けたアジア予選は、是が非でも勝ち抜きたい。そこで、トルシエ氏に白羽の矢が立ったのだ。
U-19アジア選手権予選でベトナムは、日本、モンゴル、グアムと同じグループJに組み込まれた。普通に実力で判断すれば、日本とベトナムの2チームが本大会(2020年秋開催。ホスト国は未定)行きを決めるだろう。それでもベトナム協会はこの段階からトルシエ氏に指揮を任せることで、チーム強化を加速させたいと考えているのだ。
予選はベトナムでの集中開催で、11月6~10日に実施される。今年2月に始動したU-18日本代表は、前回に引き続いて影山雅永監督が指揮を執り、9月2~10日までスペイン遠征を敢行中だ。はたして影山ジャパンとトルシエ・ベトナムの戦いの行方は──。直接対決は11月8日に予定されている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
構成●サッカーダイジェストWeb編集部