「最善の方法ではない」
移籍マーケットのクローズが約10日後に迫る中、欧州の各国メディアでパリ・サンジェルマン所属のネイマールを巡る移籍報道が後を絶たない。
復帰を目指すバルセロナは、金銭に複数選手を加えたオファーや、1年後の買い取りを前提としたレンタル移籍を提案したものの、パリSG側に断られたと報じられている。
スペイン紙『MARCA』は現地時間8月22日、ネイマールの帰還を望むバルセロナの主力選手たちが、クラブの姿勢に不満を募らせていると報じた。ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長を筆頭とする経営陣のオファーに、「本気度が感じられない」というのが理由のようだ。
記事によれば、バルサ復帰を願うネイマールは、チームの“重鎮”たちに、バルサの提示額が1億4000万ユーロ(約175億円)と明かしたという。
復帰を目指すバルセロナは、金銭に複数選手を加えたオファーや、1年後の買い取りを前提としたレンタル移籍を提案したものの、パリSG側に断られたと報じられている。
スペイン紙『MARCA』は現地時間8月22日、ネイマールの帰還を望むバルセロナの主力選手たちが、クラブの姿勢に不満を募らせていると報じた。ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長を筆頭とする経営陣のオファーに、「本気度が感じられない」というのが理由のようだ。
記事によれば、バルサ復帰を願うネイマールは、チームの“重鎮”たちに、バルサの提示額が1億4000万ユーロ(約175億円)と明かしたという。
2億2200万ユーロ(約277億5000万円)でネイマールを獲得したパリSGは、売却する場合は、そのほとんどを取り戻したいと考えだと言われる。また、宿敵レアル・マドリーやイタリア王者ユベントスとの競争も考えれば、1億4000万ユーロは巨額だが、不十分かもしれない。
同紙によれば、バルトメウ会長はネイマールを戻すため、選手たちに「できる限りのすべて」をすると説明していたそうだ。だが、“重鎮”の選手たちは、1億4000万ユーロが「できる限りのすべて」ではないと見なしているという。
特に落胆しているのが、バルサの顔であるリオネル・メッシとのこと。欧州王者返り咲きを目指すメッシは、ネイマール復帰が新シーズンの鍵を握ると考えているとされる。
『MARCA』は、マーケット終了後にメッシとの契約延長交渉をするうえでも、ネイマール獲得を巡る現状が「最善のシナリオではない」と指摘している。
ネイマールはこのままカンプ・ノウに戻ることなく、9月2日のタイムリミットを迎えるのか。そしてその場合、メッシを筆頭とするバルサのビッグネームたちはどう感じるのだろうか…。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部