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メッシ、完全に沈黙…。アルゼンチンはコロンビアとの大一番を落として痛恨の黒星スタート【コパ・アメリカ】

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年06月16日

見事だったコロンビアのハードワーク

果敢に仕掛けるシーンがほとんど見られなかったメッシ。コロンビアののタイトな守りも見事だった。 (C) Getty Images

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 現地時間6月14日にコパ・アメリカのグループBの第1節が行なわれ、アルゼンチンとコロンビアが対戦した。

 大会屈指の好カードにして、グループBの行方を占う両軍の一戦は、立ち上がりから互いに中盤で激しくボールを奪い合う一進一退の攻防戦となった。

 4-4-2の布陣を採用したアルゼンチンは、序盤から大黒柱のリオネル・メッシを起点にして主導権を握りにかかる。だが、コロンビアは相手の10番にボールが入った瞬間に複数人がタイトに寄せにかかって、それを許さなかった。

 コロンビアは主砲のラダメル・ファルカオへロングボールを集中させて、局面の打開を図ったが、こちらもアルゼンチン守備陣の激しいマークに阻まれてしまう。39分にはようやくエリア内でシュートチャンスを得たが、相手CBヘルマン・ペセジャにブロックされて得点機を逸した。

 互いに局面で肉弾戦を演じ、激しくぶつかり合った攻防戦は、緊張感が保たれたまま、スコアレスで前半を折り返した。
 
 迎えた後半は、存在感が希薄だったアンヘル・ディ・マリアに代えて、ロドリゴ・デ・パウルを投入し、ギアを一段階上げたアルゼンチンが主導権を握る。65分にはニコラス・オタメンディのシュートを相手守護神ダビド・オスピナに阻まれ、さらにそのこぼれ球をヘディングで押し込んだメッシのシュートは枠をわずかに外れた。

 やや守勢に回されたコロンビアではあったが、前半と同様にハードなマークで応戦し、我慢強い戦いを披露。そして71分に豪快な一撃で均衡を破る。ハメス・ロドリゲスからのサイドチェンジを左サイドで受けたロジェール・マルティネスがカットインでエリア内に侵入してから右足一閃。弾丸のようなシュートはゴール右下隅へと突き刺さった。

 テンポが出始めていた時間帯にワンチャンスをモノにされてしまったアルゼンチンは、79分に31歳のベテランFWマティアス・スアレスを送り込んで追い上げを図ったが、コロンビアの堅守を突き破れずに時間を浪費していった。

 その後、コロンビアは終了間際に追加点を奪う。85分、左サイドを攻め上がったジェフェルソン・レルマの絶妙なクロスにドゥバン・サパタがねじ込んだ。

 結局、試合はコロンビアがリードを守り切って2-0で勝利。敗れたアルゼンチンは、頼みのメッシにゴールもなく、26年ぶりの大会制覇に向けて痛恨の黒星スタートとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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