バティストゥータが19年ぶりにヴィオラに復帰? 新オーナーがスタッフ入りを要請

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年06月12日

今月初めに新オーナーが誕生

今年3月にはフォオレンティーナの試合を観戦に訪れたバティストゥータ。古巣への復帰はあるのか?(C)Getty Images

画像を見る

 フィオレンティーナは6月11日、パンタレオ・コルビーノGMとの契約を解消したことを発表した。今月クラブを買収した新オーナーのロッコ・コミッソは、少しずつ体制を固めつつある。

 イタリア・メディアによると、デッラ・ヴァッレ・ファミリーからフィオレンティーナを買収したコミッソ氏は、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督を続投させる見込み。また、コルビーノの後任として、11日にウディネーゼ退団が発表されたダニエレ・プラデを呼び戻すとみられている。

 かつてフィオレンティーナでスポーツディレクターを務めたプラデ氏は、2012年から15年まで指揮を執ったモンテッラ監督と仕事した経験を持つ。ボルハ・バレロやゴンサロ・ロドリゲス、ジュゼッペ・ロッシ、マリオ・ゴメスらを擁した当時のチームは、セリエAで4~5位を維持し、ヨーロッパリーグでベスト4に進むなど躍進した。

 クラブの象徴的な存在であるジャンカルロ・アントニョーニを幹部として残す方針と見られている新オーナーは、さらにレジェンドをフィオレンティーナに呼び戻す考えのようだ。
 
『Gazzetta dello Sport』紙などによると、コミッソ氏は元アルゼンチン代表のガブリエル・バティストゥータに復帰を呼びかけているという。具体的な役職は不明だが、電話でコンタクトを取ったとされ、アントニョーニも仲介しているとみられる。

 ローマ移籍後は中田英寿らとスクデットを獲得したバティストゥータだが、元々は1991から2000年まで長きに渡り、ヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)エースとして君臨したレジェンド。コミッソ氏は、人気者のバティストゥータを招聘することで、サポーターの支持を集める狙いかもしれない。

 イタリアの次代を担うと期待されるフェデリコ・キエーザの去就も注目されているフィオレンティーナ。コミッソ新オーナーは、どのようなクラブを構築していくのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【関連記事】
「歩くのも難しい…」バティストゥータが悲しみの告白
【英国誌記者】18歳の若者が持つ世界的にも稀な影響力!久保建英は一流の名門クラブで“1年生”として技を磨くべきだ
米誌発表のアスリート長者番付で年138億円を稼いだメッシがトップに! Jリーガーで唯一ランクインしたのは…
【現地発】「高みから転落したニッポンヌ」フランス紙が、なでしこジャパンの”慢心ぶり”を酷評
「彼は愛されてない…」イグアインの代表引退にアルゼンチンの伝説的FWバティストゥータの考えは?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年7月号
    6月10日(火)発売
    今、面白いクラブを総力特集‼
    ファジアーノ岡山
    徹底読本
    クラブが辿った奇跡のストーリーに迫る
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年6月19日号
    6月5日発売
    クラブワールドカップ2025
    出場32チーム選手名鑑
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ