【U-20W杯|韓国戦のスタメン予想】満を持して郷家友太が“FWで”先発の可能性も!?

カテゴリ:国際大会

志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

2019年06月03日

田川と斉藤光の離脱で変化が起きるか。

韓国戦のスタメン予想(C)SOCCER DIGEST

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 U-20日本代表は、U-20ワールドカップのグループステージを突破し、決勝トーナメント1回戦の韓国戦に挑む(6月4日17時30分/日本時間=6月5日0時30分)。

 ライバルとの試合なだけに、激しい展開になるだろう。だが、イタリア戦の負傷で田川亨介と斉藤光毅が離脱。宮代大聖、藤本寛也、鈴木冬一は6月2日の全体練習に復帰したものの、三國ケネディエブスが別メニュー調整となった。そんななか、韓国戦のスタメンはどうなるのか。

 グループステージで好セーブを連発したGK若原智哉は当確だろう。最終ラインも、ここまで盤石の守備を見せている菅原由勢、瀬古歩夢、小林友希はスタメンと見ていいはずだ。
 
 気になるのは左サイドバックで、東俊希が影山雅永監督から「攻撃陣が多く離脱しているので、そこは使い方次第で…」と起用法に関する話があったようだ。鈴木冬一をサイドバックで先発させ、東を一列前で抜擢する可能性もあるだろう。
 
 守備力、キャプテンシーで貢献度の高い齊藤未月は不動で、ボランチの相方は藤本寛也となるか。コンディションは上がっているようで、2アシストを決めたメキシコ戦のパフォーマンスを踏まえれば、ファーストチョイスとみる。
 
 読みづらいのが2列目より前。3戦連続スタメンで豊富な運動量を発揮している山田康太(左サイド)は先発となる公算が大きいが、FW田川、サイドハーフと最前線に適応する斉藤光の不在により、どのような組み合わせとなるか。

 注目は郷家友太だ。別メニュー調整が続いていたが6月1日から全体練習に合流し、「コンディションは上がっている」と述べている。エクアドル戦は右サイドで出場したが、スピードに優れる田川が不在となり、身体能力に秀でた郷家が最前線に上がる可能性もある。

 4月16日に行なわれた全日本大学選抜(△1-1)との練習試合でも、郷家のFW起用を試しており、PK獲得をするなど、まずまずの出来。そんなテストマッチでの試行錯誤を踏まえても最前線での起用はあり得るか。実際に郷家本人も「たぶん、影さんもそういうオプションは持っていると思う」と準備をしている。仮に郷家の前線での起用がハマらなければ、西川潤が控えている。
 
 得意のドリブルでアピールを続けている中村敬斗は2列目右サイドの先発に予想。宮代は藤本と同様に別メニュー調整が続いていたが、「良い準備はできている」と口にしていたため、問題なくCFで先発できると判断していい。2得点を決めたメキシコ戦の再現を期待したい。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
 
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