久保建英が圧巻の2ゴール!FC東京、大分との上位対決を3-1で制して首位キープ

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年06月01日

90+1分に決定的な3点目を流し込む

久保は右サイドで起点になり、先制点にも絡んだ。写真:滝川敏之

画像を見る

 J1リーグ14節のFC東京対大分トリニータが6月1日、味の素スタジアムで行なわれ、FC東京が3-1で勝利。勝点を33に伸ばし、首位をキープした。

 首位のFC東京と5位の大分が激突する上位対決で、先制したのはFC東京だった。30分、右サイドでボールを持った久保建英が相手を引き付けてからバックパスを戻し、室屋成がダイレクトでクロスを上げる。これに反応して中央に走り込んだ橋本拳人が頭で合わせ、大分ゴールを射抜いた。
 
 さらにFC東京は39分、久保が追加点を奪う。大分がカウンターを発動しようとした出端をインターセプトで挫き、そのままドリブルでエリア内に侵入。周囲の状況を確認して左足でシュートを放つと、相手DFに当たってコースが変わり、GKのニアサイドを抜けてゴールネットを揺らした。

 対する大分はオナイウ阿道を起点に反撃を仕掛けるも、シュートに持ち込むまでには至らず。FC東京の2点リードでハーフタイムを迎えた。
 

 後半に入るとFC東京はプレスの強度を高める。50分には東慶悟が高い位置でボールを奪うと、相手MFのファウルを誘って絶好の位置でFKを獲得する。このFKは壁に当たってゴールはならなかったが、続く53分には右サイドでボールを持った久保がドリブルで局面を打開し、髙萩洋次郎へ絶妙なクロスを送って決定機を演出した。

 大分は60分に一矢を報いる。バイタルエリアで縦パスを受けたオナイウがターンして前を向き、左に持ち出して思い切って左足を振り抜く。このシュートが相手DFの股を抜け、絶妙なコースに飛んでGK林彰洋の牙城を破った。

 その後、大分はロングボールとサイド攻撃を織り交ぜてゴールに迫ったが、帰陣が速いFC東京の守備を崩せない。そうして時間が経過し、迎えた90+1分、FC東京の久保が試合を決める決定的な3点目を奪う。相手のパスミスを奪った久保が、エリア外に飛び出していたGKもかわし、無人のゴールに左足で流し込んだ。

 3-1で勝利したFC東京は、これで今季リーグ戦でホーム8連勝。殊勲の久保はヒーローインタビューで、「サポーターっていいですね。力になります」と充実の表情を見せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
【加部究のフットボール見聞録】久保建英はA代表に相応しいのか
【小宮良之の日本サッカー兵法書】久保建英の招集はサプライズではない――森保監督の“公平な”メンバー選考
「野蛮で下品な行為!」「不適切だ」U-18韓国の“トロフィー踏みつけ”に欧州メディアも騒然!
VARは"誤審問題"の解決策になるのか? ハンドの基準は? 導入による影響は?
「この屈辱を忘れない!」U-18韓国の“踏みつけ写真”に中国サイドの怒りはいまだ収まらず…

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ