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「僕たちはロボットみたい」「子どもの頃の感情は失う」ベイル、プロサッカー選手としての“現実”を語る!

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年05月22日

「時には犠牲が必要」としつつも…

自身も不振に喘いだことでメディアやファンから叩かれ、より過度なプレッシャーと戦うことになったベイルは、本音を明らかにした。 (C) Getty Images

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 どんな仕事にも大変な一面がある。それは、多くの人があこがれるプロサッカー選手という職業でも同じだ。

 レアル・マドリーに所属するウェールズ代表のガレス・ベイルが、英スポーツ専門チャンネル『BT Sport』でサッカー選手であることの難しさを語った。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 現役を退いた元選手たちのなかに「生活を取り戻す」と口にする者は少なくないが、ベイルは、その気持ちが分かるか問われると、「よく分かるよ。ゴルフやテニスの選手のようには、自分のスケジュールを選ぶことができないからだ」と答えた。

 ベイルは、「だから、僕たちはロボットみたいなものだ。いつどこにいろとか、いつ食事しろ、いつコーチのところに行けと指示される。ある意味、自分の生活を失ったようなものだ」と述べている。

「自分がしたいことや、したいことをいつするかを選べないんだ。だから、(引退後の選手が)そういうことを言うのはよく分かる」
 
 一方でベイルは、「サッカー選手のキャリアはとても短いから、時には犠牲を払わなければいけないとも思う」と、トップ選手として必要なことだとの見解も示した。

「その価値があると考える人もいれば、ないと考える人もいる」

 ただ、確かなのは、プロサッカー選手に憧れていた少年時代の気持ちのままで務まる仕事ではないということだ。ベイルは、「子どものころはあまり気にせず、友達と楽しむだけで、ただ笑っていた」と続けている。

「トップレベルになると、プレッシャーや期待がある。いつもネガティブに言ってくる人たちがいて、子どものころのような感情は失われるんだ。正直、それは多くのスポーツにおいて自然なことだと思う」

 不振にあえいだ今シーズンのマドリーで“戦犯”のひとりとして批判され、この夏の去就が騒がれているベイルだけに言葉にはそれなりの重みが感じられる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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