フローニンヘンがPO敗退、来季EL出場権を逃す。堂安律、板倉滉がシーズン終える

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年05月22日

アウェーでの第2レグ、前半だけで3点を許す

アウェーでの逆転勝利を許し、敗退が決定。堂安はフル出場している。(C) Getty Images

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 現地時間5月21日、エールディビジのプレーオフ・ファイナル1回戦第2レグが行なわれ、フローニンヘンは敵地でフィテッセに1-3で敗れた。

 第1レグは2-1で勝利したが、2戦合計のアグリーゲートスコアは3-4と逆転を許し、ヨーロッパリーグ(EL)出場権が与えられるPOファイナル2回戦進出は叶わなかった。

 フローニンヘン所属の堂安律は4-4-2の右サイドハーフで先発。アウェーゴールを1点でも奪えば2回戦進出がぐっと近づく有利な状態だったが、前半から守備陣が浮足立ってしまう。

 開始2分にフィテッセに1点を許すと。28分、31分にも立て続けにゴールを許し、前半45分間で、リードを3点に広げられてしまったフローニンヘン。前から必死にプレッシャーをかけて食らいつくも、前半のうちに点差を詰めることはできなかった。

 その後も幾度となくピンチを迎えるが凌ぎ、数少ないチャンスでゴールを狙う。55分にはフローニンヘンの指揮官ダニー・バイスが2枚替えで前線にテコ入れ。以降は少しずつボールを支配できるようになるが、フィテッセの強じんなフィジカルに苦しむ。

 それでも堅守をかいくぐり、81分にようやくカイ・シーハイスが1点を決めて、アグリゲートスコア1点差まで詰め寄る。

 だが、シーズン中も驚異的な粘りを見せていたフローニンヘンの反撃もそこまで。最後まで強い守備を見せたフィテッセを前に、1-3で敗れている。

 この結果により、プレーオフ敗退が決まったフローニンヘンは今季のすべての試合を終えた。

 オランダで2年目の堂安は、今季を30試合出場5ゴール3アシストで終えた。また、今季途中からクラブに参加し、この試合でもベンチ入りしていた板倉滉は、出場しなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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