ともにPO進出のために勝利を目指す

シャルルロワで調子を上げている森岡に対し、冨安らSTVVの守備陣がどう対峙するのか。勝敗が順位を大きく左右しそうなだけに、国内でも注目の一戦となる。(C) STVV、Getty Images
プレーオフ1(PO1)参戦を目指すシント=トロイデン(STVV)にとって、今週末の試合はとても重要な試合になりそうだ。
ベルギーリーグではレギュラーシーズン終了後、上位6チームが総当たり戦を行なうPO1が開催される。そこで1位になったチームがリーグ優勝と認定され、上位チームにはチャンピオンズ・リーグ出場など欧州カップ戦への参加権などが付与される仕組みだ。
日本代表の冨安健洋、遠藤航らを擁するSTVVは現在、PO1出場圏内の5位につけており、6位以内を狙える位置にいる。さらにPO1進出の可能性を高めるためには、少しでも勝点を積み重ねておきたい状況だ。
ベルギーのサッカー専門誌『VOETBAL Belgie』によれば、元ベルギー代表のガイ・バースミッセンが「今年のSTVVが辿った道すじはとても素晴らしく、とても予想外だった。開幕当初、彼らの上位進出を予想している人はほぼいなかった。劣勢で試合が進んでも、それをひっくり返す実力がある」と称賛した。
また、同クラブのOBであり、元ベルギー代表のオディオン・ポレウニスが「彼らはトップ6に値する」と激励を寄せたと報じている。
ベルギーリーグではレギュラーシーズン終了後、上位6チームが総当たり戦を行なうPO1が開催される。そこで1位になったチームがリーグ優勝と認定され、上位チームにはチャンピオンズ・リーグ出場など欧州カップ戦への参加権などが付与される仕組みだ。
日本代表の冨安健洋、遠藤航らを擁するSTVVは現在、PO1出場圏内の5位につけており、6位以内を狙える位置にいる。さらにPO1進出の可能性を高めるためには、少しでも勝点を積み重ねておきたい状況だ。
ベルギーのサッカー専門誌『VOETBAL Belgie』によれば、元ベルギー代表のガイ・バースミッセンが「今年のSTVVが辿った道すじはとても素晴らしく、とても予想外だった。開幕当初、彼らの上位進出を予想している人はほぼいなかった。劣勢で試合が進んでも、それをひっくり返す実力がある」と称賛した。
また、同クラブのOBであり、元ベルギー代表のオディオン・ポレウニスが「彼らはトップ6に値する」と激励を寄せたと報じている。
「彼らはとてもうまくやっていると思う。トップ6に達する可能性は、現時点ではまだ50%もあるとは言い切れないけれど、きっとSTVVは高みへ到達するはず。カギを握っているのは次の2試合だ。ここを乗り切って、彼らが成功することを祈るよ。これだけ一生懸命、リーグ戦で戦ってきている。今年のチームの頑張りは、彼らの望む順位に値するはずだ」
STVVは今週末にシャルルロワと対戦し、その後はクラブ・ブルージュ、ムスクロン、ヘントとの対戦を控える。
シャルルロワはSTVVと5ポイント差の8位につけ、6位以内に入る可能性を残している。さらに、今冬アンデルレヒトからレンタルで加入した森岡亮太が前節、前々節とトップ下で出場し、2試合連続でPKを獲得するなど活躍。チームもここ2試合負けなしと調子を上げている。
STVVの冨安&鎌田大地らとシャルルロワの森岡の“日本人対決”も実現しそうな注目の一戦。果たしてPO1に近づくのはどちらのチームか。現地でも注目されている。