アヤックス指揮官も不満を吐露

VARによる判定の末に取り消されたタグリアフィコの、“幻”の先制ゴールの場面を押さえた一枚。マドリーの守護神クルトワの近くに立つタディッチのポジションがオフサイド判定となったようだ。 (C) Getty Images
現地時間2月13日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦第1レグで、アヤックスはレアル・マドリーに1-2と敗れた。
この試合で大きな分岐点となったのは、37分のシーンだった。現王者マドリーに臆することなく戦ったアヤックスは、右CKからゴール前でのルーズボールをニコラス・タグリアフィコが頭で押し込んで先制点をもぎ取ったかに思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定の末、オフサイドとジャッジされて取り消されたのだ。
この決勝トーナメントからCLでも導入されたVARがさっそく働いた格好となったが、映像を確認すると、オフサイドとなったアヤックスのドゥシャン・タディッチはライン上にいるようにも見えなくはなかった。
その後、60分に先制されながら75分に追いついたアヤックスだったが、87分に勝ち越し弾を決められて敗戦。アウェーゴール2つを奪われる厳しい一戦となった。
この試合で大きな分岐点となったのは、37分のシーンだった。現王者マドリーに臆することなく戦ったアヤックスは、右CKからゴール前でのルーズボールをニコラス・タグリアフィコが頭で押し込んで先制点をもぎ取ったかに思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定の末、オフサイドとジャッジされて取り消されたのだ。
この決勝トーナメントからCLでも導入されたVARがさっそく働いた格好となったが、映像を確認すると、オフサイドとなったアヤックスのドゥシャン・タディッチはライン上にいるようにも見えなくはなかった。
その後、60分に先制されながら75分に追いついたアヤックスだったが、87分に勝ち越し弾を決められて敗戦。アウェーゴール2つを奪われる厳しい一戦となった。
試合後、当然、アヤックス側はVAR判定への不満を吐露。指揮官のエリク・テン・ハーグは、「今夜、私はとても良いアヤックスを見たよ。ワールドクラスだったと思う」と自軍の健闘を称えたうえで次のように話している。
「あの判定は我々にとって不利に働いた。最初のゴールは有効だったと思う。認められなかったことは残念だし、ああいった判定はこのレベルの戦いにおいて、すべてを変えてしまうということを学んだ」
そんな指揮官よりも辛辣な言葉を口にしたのは、司令塔のフレンキー・デヨングだ。今シーズン終了後にマドリーの宿敵バルセロナへの加入が決まっている俊英は、VAR判定へ苦言を呈している。
「僕らは上手くやった。ただ、僕らのゴールが認められなかったことは残念でしかないよ。たぶんこれがビッグクラブに有利に働くということなんでしょ? それでも僕らは諦めなかったし、後半は試合をひっくり返す可能性もあった。それが結果に繋がらなかったのは残念だ」
王者を相手に好戦を繰り広げながらも、判定に泣いたアヤックス。はたして彼らは、サンティアゴ・ベルナベウでの第2レグで逆転劇を演じることができるのか。そのプレーに注目したい。
「あの判定は我々にとって不利に働いた。最初のゴールは有効だったと思う。認められなかったことは残念だし、ああいった判定はこのレベルの戦いにおいて、すべてを変えてしまうということを学んだ」
そんな指揮官よりも辛辣な言葉を口にしたのは、司令塔のフレンキー・デヨングだ。今シーズン終了後にマドリーの宿敵バルセロナへの加入が決まっている俊英は、VAR判定へ苦言を呈している。
「僕らは上手くやった。ただ、僕らのゴールが認められなかったことは残念でしかないよ。たぶんこれがビッグクラブに有利に働くということなんでしょ? それでも僕らは諦めなかったし、後半は試合をひっくり返す可能性もあった。それが結果に繋がらなかったのは残念だ」
王者を相手に好戦を繰り広げながらも、判定に泣いたアヤックス。はたして彼らは、サンティアゴ・ベルナベウでの第2レグで逆転劇を演じることができるのか。そのプレーに注目したい。