惜しくも力及ばなかった日本
悲願のアジア制覇の夢は、あと一歩のところで潰えた。
現地時間2月1日、アブダビのザイード・スポーツシティ・スタジアムで、アジアカップの決勝が行なわれ、日本代表はカタール代表に1-3で敗戦。2011年のカタール大会以来となる戴冠を逃した。
準決勝で負傷交代したボランチの遠藤航が欠場して塩谷司が起用された以外は、ベストメンバーで臨んだ日本は、序盤こそ堅実な対応を見せたが、徐々にカタールの勢いに押し込まれると、12分に均衡を破られる。相手エースのアルモエズ・アリに軽やかなボールタッチから、オーバーヘッド弾を決められたのだ。
これで勢いが出たカタールに主導権を握られると、27分にアブデルアジズ・ハティムに鮮やかな左足でのミドルシュートを決められて差を広げられた。
後がなくなった後半、日本はキックオフ直後から攻勢を強め、執拗に攻め立てると、69分、味方からのくさびのパスをエリア内中央で受けた南野が反転からゴール前に侵入。相手GKとの1対1を冷静にループシュートで制して1点差に詰め寄った。
現地時間2月1日、アブダビのザイード・スポーツシティ・スタジアムで、アジアカップの決勝が行なわれ、日本代表はカタール代表に1-3で敗戦。2011年のカタール大会以来となる戴冠を逃した。
準決勝で負傷交代したボランチの遠藤航が欠場して塩谷司が起用された以外は、ベストメンバーで臨んだ日本は、序盤こそ堅実な対応を見せたが、徐々にカタールの勢いに押し込まれると、12分に均衡を破られる。相手エースのアルモエズ・アリに軽やかなボールタッチから、オーバーヘッド弾を決められたのだ。
これで勢いが出たカタールに主導権を握られると、27分にアブデルアジズ・ハティムに鮮やかな左足でのミドルシュートを決められて差を広げられた。
後がなくなった後半、日本はキックオフ直後から攻勢を強め、執拗に攻め立てると、69分、味方からのくさびのパスをエリア内中央で受けた南野が反転からゴール前に侵入。相手GKとの1対1を冷静にループシュートで制して1点差に詰め寄った。
その後、運動量が極端に低下し、自陣に釘付けとなったカタールを日本は一方的に攻め込んだが、81分に吉田麻也がペナルティーエリア内で痛恨のハンド……。これがVAR判定の末にPKとなってアクラム・アフィフに決められてしまった。
再び2点差とされた日本は、43分にFKから吉田がヘディングシュート! しかし、この渾身のショットが枠外に外れて万事休すとなり、結局、1-3で敗れた。
試合後、速報記事内で、カタールの史上初のアジア制覇について「これまで準々決勝にすら勝ち残れなかったチームの優勝は、2022年でワールドカップデビューを飾る国の大きな後押しになる」と賛辞を寄せた世界的ネットワーク『Fox Sports』のアジア版は、惜しくも散ったサムライ戦士の戦いぶりについては、「ミナミノのゴールで息を吹き返したが、VARによって下されたヨシダのハンドによるPKが試合を終わらせた」と記した。
幾多の激闘を制し、決勝まで進みながらカタールに力及ばなかった森保ジャパン。この悔しい敗戦から得た課題を今年6月に行なわれるコパ・アメリカで晴らしてもらいところだ。
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