神戸が鹿島の西大伍を完全移籍で獲得!"バルサ化"を加速させる効果的な一手に

カテゴリ:国際大会

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年01月07日

「自身の成長とチームへの貢献のために移籍してきました」

2年連続でJリーグベストイレブンに輝いた西の魅力は、卓越した戦術眼と攻撃センス。"バルサ化"を推し進める神戸でも、その力を存分に発揮するだろう。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 J1のヴィッセル神戸が7日、鹿島アントラーズのDF西大伍を完全移籍で獲得したと発表した。
 
 現在31歳の西は北海道コンサドーレ札幌の下部組織で育ち、06年にトップチームに昇格。元々は攻撃的MFが本職だったが、10年に移籍したアルビレックス新潟で右サイドバックにコンバートされてブレイクし、翌11年に鹿島アントラーズへ活躍の場を移した。以降、8シーズンに渡って常勝軍団の右サイドバックを勤め上げ、17年、18年と2年連続でJリーグベストイレブンに輝いている。
 
 西は今回の移籍に際し、神戸の公式サイトで「ヴィッセル神戸でプレーすることを嬉しく思います。自身の成長とチームへの貢献のために移籍してきました。チームの目標を達成するため、そしてたくさんの方に心から応援してもらえるように選手、スタッフとともに頑張ります。よろしくお願いします」と意気込みを述べ、鹿島の公式サイトでは「8年間の在籍期間でサッカー選手として、また、人間として成長させて頂きました。今回、より大きな成長を求めて、移籍します。選手、スタッフ、地域の皆様、応援してくれた全ての皆様、本当にありがとうございました。とても楽しかったです」と感謝の言葉を綴った。
 
 日本代表の経験もある右サイドバックは、足下の技術が巧みで、”バルサ化”を目指す神戸にとっては格好の人材。イニエスタやポドルスキ、そして今冬に加入したビジャらとどんなハーモニーを奏でるのか、今から楽しみだ。
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