3節終了時点で勝点1の窮地に
現地12月11日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ最終節でバルセロナと敵地で1-1と引き分けたトッテナムは、同組のインテルがドローに終わったため、同勝点ながら直接対決の結果でグループ2位での決勝トーナメント進出を決めた。
思えば、出だしは最低だった。インテル、そしてバルセロナを相手に連敗スタートとなったトッテナムは、さらにPSVとも敵地で引き分け、3節を消化して白星なしの勝点1と窮地に立たされたのだ。
だが、ウェンブリーでの第4節のPSV戦で終了間際にハリー・ケインのゴールで辛勝すると、続くインテルとの直接対決でもウェンブリーで1-0と連勝。直接対決でインテルを上回り、2位に浮上した。
迎えたバルセロナ戦では開始7分に先制される苦しい展開ながら、終盤の85分にルーカスが値千金の同点弾。インテルが勝利を取りこぼしたこともあり、薄氷を踏む思いをしながらだが、トッテナムはグループステージ突破を果たした。
『ESPN』によると、トッテナムのマウリシオ・ポチェティーノ監督は、「すごくうれしい。誇りに思う」と、一時は敗退濃厚とされた中での逆転突破に胸を張っている。
思えば、出だしは最低だった。インテル、そしてバルセロナを相手に連敗スタートとなったトッテナムは、さらにPSVとも敵地で引き分け、3節を消化して白星なしの勝点1と窮地に立たされたのだ。
だが、ウェンブリーでの第4節のPSV戦で終了間際にハリー・ケインのゴールで辛勝すると、続くインテルとの直接対決でもウェンブリーで1-0と連勝。直接対決でインテルを上回り、2位に浮上した。
迎えたバルセロナ戦では開始7分に先制される苦しい展開ながら、終盤の85分にルーカスが値千金の同点弾。インテルが勝利を取りこぼしたこともあり、薄氷を踏む思いをしながらだが、トッテナムはグループステージ突破を果たした。
『ESPN』によると、トッテナムのマウリシオ・ポチェティーノ監督は、「すごくうれしい。誇りに思う」と、一時は敗退濃厚とされた中での逆転突破に胸を張っている。
「敵地でPSVと引き分け、誰も我々を信じていなかったことを覚えている。ミッション・インポッシブルだと言われたね。だが、我々は突破した。ベスト16だ。クラブにとって大きな快挙だよ。(ミッション・インポッシブルと)言ったのは私じゃない。私は、クオリティーがあり、信念を持っていれば、サッカーではどんなことも可能だと言ってきた」
2019年に新スタジアムが竣工予定とあり、ポチェティーノ監督は、「新たなスタジアムで次のステージを戦えるのは、我々にとって大きなモチベーションだ」と喜んだ。
「選手たちとスタッフの祝いっぷりを見ていると、この4年半で初めて、自分たちは特別な何かだと感じる。次は、今日つくり上げたエネルギーを賢くマネジメントしていくことが必要だ」
試合終了の笛が鳴った時、インテル戦がまだ終わっていなかったため、トッテナム陣営はピッチで結果を待たなければならなかった。現役時代にアルゼンチンで同様の経験をしたというポチェティーノ監督は、「こういう状況は、サッカーが世界最高のスポーツのひとつと感じさせてくれる」と述べた。
「こういうのが、サッカーの素晴らしいところだ。でも、時に苦しいものでもあるけどね」
崖っぷちから生還し、2年連続となるグループステージ突破を果たしたトッテナム。昨季は決勝トーナメント1回戦で姿を消したが、今シーズンはどこまでいけるだろうか。