試合序盤から主導権を握り続けたユーベ。
現地時間12月7日、セリエA第15節、ユベントス対インテルの「イタリア・ダービー」が、トリノのアリアンツ・スタジアムで行なわれた。
いまだ今シーズンのセリエAで無敗(13勝1分け)の維持するユーベが、3位インテルを迎え撃った一戦は、金曜日開催ながら注目のダービーマッチということもあって熱気が溢れるなかでキックオフとなった。
試合は立ち上がりからボールをポゼッションするユーベと自陣に引いて守るインテルという構図で進行。25分以上も互いに相手の隙を伺う均衡した状態が続いた。
首位をひた走るユーベは、今シーズンのセリエAの14試合で10ゴールを叩き込んでいるC・ロナウドにボールを集めるが、この絶対的なエースも相手の執拗なマークに苦戦して決定機を見出せない。
そのなかでこの試合最初のビッグチャンスを得たのは守勢に回っていたインテルだった。30分、ボックス内に抜け出したガリアルディーニがフリーとなってシュートを放ったが、渾身のショットは惜しくも右ポストに嫌われた。
その後、ユーベも37分にCKからキエッリーニが決定機を迎えるなどインテルゴールを脅かしたが、相手守護神ハンダノビッチの好守に阻まれる。
試合は、両軍ともにチャンスを迎えて勢いが出始めたなかで、スコアレスで折り返すこととなった。
いまだ今シーズンのセリエAで無敗(13勝1分け)の維持するユーベが、3位インテルを迎え撃った一戦は、金曜日開催ながら注目のダービーマッチということもあって熱気が溢れるなかでキックオフとなった。
試合は立ち上がりからボールをポゼッションするユーベと自陣に引いて守るインテルという構図で進行。25分以上も互いに相手の隙を伺う均衡した状態が続いた。
首位をひた走るユーベは、今シーズンのセリエAの14試合で10ゴールを叩き込んでいるC・ロナウドにボールを集めるが、この絶対的なエースも相手の執拗なマークに苦戦して決定機を見出せない。
そのなかでこの試合最初のビッグチャンスを得たのは守勢に回っていたインテルだった。30分、ボックス内に抜け出したガリアルディーニがフリーとなってシュートを放ったが、渾身のショットは惜しくも右ポストに嫌われた。
その後、ユーベも37分にCKからキエッリーニが決定機を迎えるなどインテルゴールを脅かしたが、相手守護神ハンダノビッチの好守に阻まれる。
試合は、両軍ともにチャンスを迎えて勢いが出始めたなかで、スコアレスで折り返すこととなった。
ダービーマッチらしい緊張感の漂う展開のなかでハーフタイムに突入した一戦は、後半も一進一退の攻防が続いたなかで、66分にホームチームが均衡を破る。
敵陣左サイド深くに侵入したカンセロがファーサイドへ絶妙なクロスボール供給。これにマンジュキッチがダイビングヘッドで合わせてゴールに沈めた。
クロアチア代表FWの気持ちのこもった一撃で先制点をもぎ取り、会場のボルテージが最高潮に達したこともあり、ユーベはその後もインテルを押し込んで追い上げる隙を与えずに試合を優位に推し進めた。
何とかして反撃の糸口を掴みたいインテルは、70分にセネガル代表FWケイタ、77分にアルゼンチン代表FWマルティネスを送り込んで攻勢を強めにかかったが、熟練されて統率の取れたユーベ守備陣を崩すには意外性を欠き、ゴールを奪うには至らない。
残り時間が10分を切ったところでユーベが逃げ切り態勢を固めたこともあり、インテルが一方的に攻め込む構図となったが、それでもゴールは生まれず。結局、試合は1-0のまま終了した。
伝統のイタリア・ダービーを制したユーベは2位ナポリとの勝点差を「11」として独走態勢を維持。一方敗れたインテルは2位に浮上の可能性もあったが、勝点29のままの3位となった。
敵陣左サイド深くに侵入したカンセロがファーサイドへ絶妙なクロスボール供給。これにマンジュキッチがダイビングヘッドで合わせてゴールに沈めた。
クロアチア代表FWの気持ちのこもった一撃で先制点をもぎ取り、会場のボルテージが最高潮に達したこともあり、ユーベはその後もインテルを押し込んで追い上げる隙を与えずに試合を優位に推し進めた。
何とかして反撃の糸口を掴みたいインテルは、70分にセネガル代表FWケイタ、77分にアルゼンチン代表FWマルティネスを送り込んで攻勢を強めにかかったが、熟練されて統率の取れたユーベ守備陣を崩すには意外性を欠き、ゴールを奪うには至らない。
残り時間が10分を切ったところでユーベが逃げ切り態勢を固めたこともあり、インテルが一方的に攻め込む構図となったが、それでもゴールは生まれず。結局、試合は1-0のまま終了した。
伝統のイタリア・ダービーを制したユーベは2位ナポリとの勝点差を「11」として独走態勢を維持。一方敗れたインテルは2位に浮上の可能性もあったが、勝点29のままの3位となった。