FC東京対清水
選手・監督 寸評/採点
※週刊サッカーダイジェスト8.19号(8月5日発売)より
[FC東京]
[GK]
20権田修一 6
21分に高木俊のFKを好セーブ。最後まで落ち着いて処理していた。
2 徳永悠平 6
地味ながら攻守に渡り安定。これといった穴はなく及第点の出来だ。
3 森重真人 6.5
危なげない守備。対峙したノヴァコヴィッチを、ほぼ完璧に封じた。
29 吉本一謙 6
森重との好連携で、完封勝利に貢献。無難なパフォーマンスだった。
6 太田宏介 7
本人曰くFKでのゴールは「アギーレさん、見ていますか弾」。
[MF]
4 高橋秀人 6
縦への意識があり、前半から正確かつ鋭いスルーパスを通していた。
7 米本拓司 6
豊富な運動量で走り抜く。守から攻への切り替えの速さも良かった。
22 羽生直剛 6
全体にバランスを保ちつつ、ボールを捌く。“ピッチのオアシス”に。
17 河野広貴 6
足下に収め、しっかり展開。ギャップを作るセンスも垣間見せた。
[FW]
11 エドゥー 6.5
お手本のようなボレー。「妊娠した妻に捧げる」見事な先制点だった。
14 武藤嘉紀 6.5
完全に抜け出た37分の絶好機は外すも、43分と58分に渾身の追加点。
[交代出場]
MF 38東慶悟 6
自己犠牲を厭わない献身はグッド! 久しぶりにゴールが欲しい。
MF 8 三田啓貴 6
途中出場もすんなり試合に入れた。守備の働きは見逃せないだろう。
FW 13 平山相太 -
前節のヒーローは終盤から登場。2試合連続ゴールとはならなかった。
[監督]
マッシモ・フィッカデンティ 6.5
出場停止明けのエドゥーが結果を出し、カウンター戦術もハマった。
【清水】
[GK]
21 相澤貴志 5
向こうのシュートを褒めるべきか。それでも4失点は印象が悪い
[DF]
19 ヤコヴィッチ 5
2失点目はボールウォッチャーに……。集中を欠く場面が目立った。
3 平岡康裕 5
マークやフォローへの意識が希薄。相手に自由を与えすぎた印象だ。
28 吉田豊 5
裏のスペースを何度も突かれ、呼吸が整えられない時間帯もあった。
6 杉山浩太 5
主将としてまとめきれず、スピード勝負で劣勢を強いられる場面も。
[MF]
7 本田拓也 5.5
ひとりでは速攻に対処しきれず、前半からかなり体力を削られた。
17 河井陽介 5
前半45分にイエローカード。自ら与えたFKで失点したのは痛恨だ。
16 六平光成 5.5
プレスの餌食に。前線と最終ラインを結ぶパイプにはなれなかった。
11 高木俊幸 5.5
ブレ球でゴールを脅かした21分以降も仕掛けたが、不発に終わった。
10 大前元紀 5.5
パスなどで打開しようとした意識は評価。サポートが欲しかった。
[FW]
18 ノヴァコヴィッチ 5
元気があったのは序盤だけ。後半は動きの質も量も明らかに落ちた。
[交代出場]
FW 22 村田和哉 6
投入直後に右サイドから仕掛けて決定機を演出。可能性を感じさせた。
MF 8 石毛秀樹 5.5
キレはいまひとつ。70分過ぎに放ったミドルも“打ち上げ花火”に。
MF 23 高木善朗 -
終了間際の88分に右足一閃。決めていればアピールになったが。
[監督]
大榎克己 5
記念すべき初陣で勝利を飾れず。後半もチームを立て直せなかった。
[試合内容]
15分にエドゥーのボレーで先制し、43分に武藤のヘッドで追加点。さらに前半終了間際、太田がFKを直接叩き込んでリードを3点に広げた。58分に武藤がダメ押したFC東京は、これで3戦連続の完封勝利。5位に浮上している。