選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト8.19号（８月５日発売）より
 
［G大阪］
［GK］
1 東口順昭　6　
枠に飛んだ相手のシュートは少なかったが、集中を保ち適切に対応。
［DF］
14 米倉恒貴　6　
前半は積極的に下平に対して仕掛けるも、後半は守備に追われた。
3 西野貴治　6　
試合を重ねて急成長中。前に出る積極的な潰しは効果的だった。
8 岩下敬輔　6　
迫力ある１対１は、もはやチームに欠かせない。ミスも少ない。
22 オ・ジェソク　6.5　
交流のある齊藤番となり、試合中に右SBへ移行。見事に封じた。
［MF］
15 今野泰幸　6　
ボールを狩る動きは秀逸。攻撃でも攻めの第一歩として機能した。
7 遠藤保仁　6.5　
１得点・１アシストも見事だが、藤本の決定機を身体でブロック。
13 阿部浩之　6　
敵陣に侵入した際の本来の鋭さなし。運動量もいつもより少ない。
11 倉田秋　6　
宇佐美との連携は今ひとつ。守備面では最低限のタスクをこなす。
［FW］
39 宇佐美貴史　6　
前半は相手の徹底マークに苦しむも、先制点を生んだFKを得た。
29パトリック　7　
シュートは精度が低いが、それでも先制点を生んだ高さは脅威に。
［交代出場］
DF 4 藤春廣輝　6　
急きょ投入されたが、果敢に攻撃に絡み、遠藤の得点をお膳立て。
MF 10 二川孝広　-　
パスでリズムを変えられる貴重な存在だが、守備面で弱みを露呈。
MF 17 明神智和　-　
終盤の逃げ切り要員。指揮官の意図をピッチ内に適切に伝えた。
［監督］
長谷川健太　6　
４試合でわずか１失点という堅守は、指揮官の手腕があってこそ。
 
［横浜］
［GK］
1 榎本哲也　5.5　
失点場面でミスはなかったものの、フィードの精度は最後まで低いまま。
［DF］
13 小林祐三　5.5　
積極的に組み立てにも絡んだ一方、２失点目の場面では、藤春に突破を許す。
4 栗原勇蔵　5　
撥ね返す強さを見せていたが、１失点目で痛恨のマークミス。
22中澤佑二　5　
つなげるシーンで安易に蹴り過ぎた。先制点献上につながる反則も。
23 下平匠　5　
後半はやや持ち直したとはいえ、攻守両面において低調なパフォーマンス。
［MF］
6小椋祥平　5.5　
危険地帯に積極的に顔を出して、泥臭く身体を張って守備をこなす。
8 中町公祐　5　
攻撃の起点としてもっと機能しないと苦しい。攻めでもミスが目立った。
7 兵藤慎剛　5.5　
攻撃での貢献度は低かったが、守備面では献身的に動き回った。
10中村俊輔　5　
自陣に引いた状態でのプレーが多く、セットプレーの精度も低かった。
11 齋藤学　5.5　
無謀な突破を余儀なくされ、最後までオ・ジェソクには封じられた。
［FW］
16 伊藤翔　5　
前線でなんとかしようと工夫を見せるも、パスがこないまま孤立。
［交代出場］
MF 25 藤本淳吾　5　
投入早々に惜しいシュートを放ったが、その後は存在感が薄れた。
FW 18 ラフィーニャ　-　
なかなかボールが届かず歯がゆい展開。１本、鋭いシュートを放つ。
MF 26 三門雄大　-　
大勢が決まった時間帯に投入され、流れを変えるのは難しかった。
［監督］
樋口靖洋　5　
攻撃姿勢をチームに植え付けられず、交代策も裏目に出てしまった。
 
［試合内容］
序盤からお互いに隙を見せず膠着状態となったが、82分、G大阪はセットプレーからパトリックが合わせて先制。前掛かりとなった横浜の背後を突き、終了間際に藤春のパスから遠藤が追加点を奪い、ホームチームが逃げ切った。