【日本代表】激戦区のボランチで台頭する遠藤航が10月シリーズで見据えるのは?

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年10月10日

ベルギーでの継続起用、森保ジャパン初陣を通して「判断は良くなっている」と手応えも

ボランチとして存在感を増している遠藤。強豪相手にどんなパフォーマンスを見せるか注目だ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 10月12日にデンカビッグスワンスタジアムでパナマ代表と対戦する日本代表は同10日、新潟市内で実戦形式を含めたトレーニングを行なった。初陣のコスタリカ戦で攻守両面にわたって存在感を発揮した遠藤航が、意気込みを語っている。
 
 今夏移籍したベルギー1部のシント=トロイデンでボランチとしてポジションを掴んでいる遠藤は、コスタリカ戦でも青山敏弘とのコンビで中盤の底に君臨。持ち前の走力や守備面での読みの鋭さだけでなく、攻撃でもアクセントとなる縦パスを通すなど、成長ぶりを見せつけた。自らも手応えは十分に感じているようだ。
 
「少しずつ判断は良くなってきていると思う。またさらに(海外組が合流して)代表チームのレベルもそうだし、対戦相手のレベルも上がってくるので、自分もどれだけできるのか、どんどん試していきたいし、チャレンジしていくべきだと思う。楽しみな部分もある。まあ、まだまだこれからっていう感じはある」
 
 中盤では、中島翔哉、堂安律、伊東純也といった攻撃的な選手が注目されがちだが、「前の選手がどういう選手なのか、その選手を生かすようなプレーをするというのを常に意識しているし、それプラス自分の良さも出していかなければならないので、そこはお互いに要求しあいながらやれればいい」と、前線とのコンビネーションの向上も視野に入れている。
 
 また今回の10月シリーズでは、初陣では不在だったワールドカップ組の選手たちも数多く復帰してきたなかで、遠藤は「より内容とか結果を見られるタイミング」と捉えている。新戦力とワールドカップ組の融合も意識するところだ。
「海外組の選手が入って、最初(初陣)のメンバーとどういうふうに融合するかはみんな意識していると思うし、初めての選手もいる。まあ短い期間ですけど、そこを合わせることプラス、ゲームは勝利にこだわってやっていきたい」
 
 多士済々なタレントが集まる激戦区のボランチ。遠藤は前線の連係向上、メンバーの融合という課題を見据えつつ、コスタリカ戦に続き、再び輝きを放つことができるだろうか。
 
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