あの名物会長がサッカー界に帰ってくる!
ミランの名物会長だったシルビオ・ベルルスコーニが、サッカー界に戻ってくる。
イタリアの複数メディアは9月25日、ベルルスコーニ一族の会社「フィニンベスト」が、セリエCのモンツァの株式100%を取得すると報じた。
ベルルスコーニがモンツァ買収に動いているのは以前から伝えられていた。当初は70%もしくは95%の株式を取得すると言われていたが、最終的に100%すべてを取得することになった。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、その買収額が250~300万ユーロ(約3億3000万~3億9000万円)と見立てており、28日にクロージング(最終手続き)をし、正式発表する模様だ。
ただ、モンツァの現オーナーであるニコロ・コロンボは会長として続投する見通しで、『Gazzetta dello Sport』によると、同会長は「この職を保つことができるのは光栄だ。これまでやってきたことと、これからやれることを認めてもらったかたちだね」と喜んだ。
イタリアの複数メディアは9月25日、ベルルスコーニ一族の会社「フィニンベスト」が、セリエCのモンツァの株式100%を取得すると報じた。
ベルルスコーニがモンツァ買収に動いているのは以前から伝えられていた。当初は70%もしくは95%の株式を取得すると言われていたが、最終的に100%すべてを取得することになった。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、その買収額が250~300万ユーロ(約3億3000万~3億9000万円)と見立てており、28日にクロージング(最終手続き)をし、正式発表する模様だ。
ただ、モンツァの現オーナーであるニコロ・コロンボは会長として続投する見通しで、『Gazzetta dello Sport』によると、同会長は「この職を保つことができるのは光栄だ。これまでやってきたことと、これからやれることを認めてもらったかたちだね」と喜んだ。
ただ、CEOとして実質的にモンツァを運営することになるのは、ベルルスコーニの右腕であるアドリアーノ・ガッリアーニだ。1986年にベルルスコーニに誘われてミランでともに栄光を築くまで、モンツァの幹部を務めていたガッリアーニにとっては、古巣への復帰となる。
だが、ガッリアーニのロッソネーロ(ミランの愛称)に対する愛情は以前と変わらない。ミラン専門サイト『Pianeta Milan』で、「両チームを一緒に愛することはできる」と、両クラブに情熱を傾けると明かした。
「もちろん、ミランを追ってサン・シーロにも通い続けるよ。情熱は変わらないままだ。私はいつだって、フォルツァ(頑張れ)、ミランだよ」
ミランを手放してから約1年半。ベルルスコーニとガッリアーニは、モンツァをどのようなクラブにしていくのだろうか。その手腕から目が離せない。