「モリオカの創造性が必要だ!」拙攻が顕著なアンデルレヒトで森岡亮太“待望論”が

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年09月18日

EL開幕で過密日程へ。好機到来か

今季はここまで「13分間」しかピッチに立っていない森岡。ここから反攻を仕掛け、失地を回復できるか。(C)Getty Images

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 先週土曜日に行なわれたジュピラーリーグ第7節、ヘンク戦で0-1の黒星を喫したアンデルレヒト。開幕4連勝のロケットスタートを切ったものの、ここ3試合は1分け2敗と急停止を余儀なくされている。攻撃の迫力不足、アイデア不足が顕著なのだ。
 
 そんななか、ハイン・ヴァンハーゼブルック監督のマネジメントに疑問を呈したのが、地元メディアの『Voetbalkrant』である。同監督は今シーズンから新たなスタイルを模索し、よりフィジカルに長けた選手、機動性・アスリート能力の高い選手を重用してきた。だが、早くもその試みが破綻しかけていると指摘するのだ。
 
「アンデルレヒトの攻撃はことごとくヘンクに読まれていた。至極単調な攻めだったからだ。ファンはより創造性に溢れたフットボールを求めているが、ヴァンハーゼブルックのチームにその側面で違いをもたらせる選手はいない。一本のパスで敵ディフェンスを混乱に陥れる、そんな選手がだ。攻撃の閉塞感がチームを停滞させている」
 
 そして、日本代表MFの名を挙げるのだ。
 
「この役割を唯一全うできるのはリョウタ・モリオカだけだろう。現在トップ下にはピーター・ゲルケンスが配されているが、彼はそうしたタイプではない。今シーズンのモリオカはキャンプで評価を高められず、出場の機会を与えられないままだが、彼ならば昨シーズンに見せたようなギャップを埋める働きで、大きな貢献を果たせるはずだ。あとは指揮官がどう判断するかだが……。このまま手をこまねていても、なにも変わらない」

 
 今夏の退団が頻繁に取り沙汰された森岡だが、チーム残留を決意。しかし7節を終えてベンチ入りしたのは2試合だけで、第4節のムスクロン戦で13分間プレーしたのみである。
 
 はたしてチームのペースダウンは森岡にとって追い風となるのか。木曜日にはヨーロッパリーグが開幕して過密日程がスタートするだけに、チャンスは確実に巡ってきそうだ。
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