選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト8.5号（７月23日発売）より
 
【柏】
［GK］
21 菅野孝憲　6　
相手が守備的ゆえ見せ場は少なかったが、唯一のピンチで好セーブ。
［DF］
4 鈴木大輔　6　
守備は危なげなし。後半は積極的に敵陣へと攻め上がり、変化を生んだ。
5 増嶋竜也　6　
２節以来の先発。“事故”の失点を避けるべく慎重な対応に徹した。
23 渡部博文　6　
得意のヘディングでクロスをことごとく撃墜。序盤の劣勢を救済した。
［MF］
22 橋本和　5.5　
ボールコントロールに苦しんだが、フィットすると迫力ある攻撃に。
27 キム・チャンス　5.5　
久々の先発も上下動は少なめ。クロスからチャンスを作りたかった。
8 ハン・グギョン　6　
ゴール前にも顔を出すなど動きは軽やかで、コンディションは良好。
7 大谷秀和　6　
中盤の底に入って全体が安定。新システムでも攻守に役割が大きい。
20 茨田陽生　5.5　
ピッチ状態の改善に伴い徐々に縦パスが増加。果敢にミドルも狙った。
［FW］
11レアンドロ　6　
ボールが収まらず苛立つ場面もあったが、機動力と技術で挽回した。
9 工藤壮人　6　
サイドへの展開や最終ラインと駆け引きしながら懸命に基点を作る。
［交代出場］
MF 14 狩野健太　6.5　
絶妙のポジション取りで相手のギャップを突き、攻撃を活性化した。
MF 13 高山薫　-　
今季初のベンチスタート。果敢に突破を図り、自らシュートも放った。
［監督］
ネルシーニョ　6　
天皇杯に続いて新システムを試すも、出足の悪さは想定外だったか。
 
【仙台】
［GK］
21 関憲太郎　6　
弾かずにキャッチを心掛けるなど、ピッチ状況の悪さに冷静に対応。
［DF］
25菅井直樹　6　
接触プレーを恐れずに、チャージやシュートブロックなど守備を全う。
2 鎌田次郎　6　
上手くマークを受け渡し合いながらゴール前のターゲットを潰した。
6 角田誠　6　
巧みなラインコントロールで敵の２トップを苦しめ、無失点に貢献。
5 石川直樹　5.5　
キックの精度は向上の余地ありも、フル出場で膝の不安を払拭した。
［MF］
11 太田吉彰　6.5　
橋本の裏のスペースに突破を仕掛け、再三サイドからクロスを供給。
17 富田晋伍　6　
前半は中盤のボール回しを封じ、セカンドボールにもいち早く反応。
27 武井択也　6　
豊富な運動量を活かし、ボールホルダーに素早く寄せて流れを作った。
20 八反田康平　5.5　
試合が進むにつれて運動量が低下。唯一の決定機も菅野に阻まれた。
［FW］
24 赤嶺真吾　5.5　
得意の空中戦で制圧されて基点になれず、シュートも０本に終わる。
13 柳沢敦　5.5　
動きにキレはあったものの、戦術の影響もあってゴールを脅かせず。
［交代出場］
FW 15 鈴木規郎　6　
1.5列目から攻守に奔走。できればフィニッシュまで持ち込みたかった。
FW19武藤雄樹　6　
攻撃のアクセントになり、終了間際に２度得点の匂いを感じさせた。
［監督］
渡邉晋　6.5　
「ノーリスクのサッカー」を徹底。大胆な割り切りで勝点１を得た。
 
［試合内容］
序盤は仙台がブロックを作りつつ、ロングボールを交えながら右サイドから攻め込む。しかし、後半は一転して柏ペース。中盤から連動した動きでボールを保持し、シュート７本を放つが最後までゴールは割れずスコアレスドロー。