自発的な意見交換で、チームをより良い方向へ導く
[キリンチャレンジカップ2018]日本 3-0 コスタリカ/9月11日/吹田S
多くの決定機に顔を出し、66分には遠藤航のお膳立てから左足で待望の代表初ゴールをねじ込み、前線からの精力的なプレスでも高い貢献を示した。コスタリカを3-0で下した森保ジャパンの初陣で、攻撃でも守備でも、南野拓実は最後までエネルギッシュに走り抜いた。
しかし、こうした一連のプレーよりも印象に残ったのが、チームメイトへの積極的な声掛けだった。
たとえば、プレーが切れるたびに、味方に向かって何やら話しかけている。それは、"自分がこのチームを引っ張っていくんだ"という強い意志の表われにも見えた。
「もちろん、そういう気持ちもあります」
自らが先頭に立って攻撃をリードする、という自覚はある。ただ、それだけではなかった。
「向こう(オーストリア)でやっていてもすごく思うんですけど、自分が良いプレーを出すために、味方の選手を動かすことも必要だし、そうやって、味方の良いところも引き出せればいい。もちろん、自分もみんなの意見を聞いて、修正するつもりでいます。日本語でコミュニケーションは取りやすかったし、そういう部分は意識していましたね」
自分も味方も、どうすれば活きるか。その最適解を見出すために、自発的に意見交換をする。そうやってチームをより良い方向に導こうとする。
しばらく代表から遠ざかっていたが、久々にサムライブルーのキットを身にまとってピッチに立った南野は、プレーもメンタルも、一段と逞しさを増した印象だ。世代交代が叫ばれる今の日本代表において、リーダーとしての素質も示した23歳の南野は、鍵を握る存在になるはずだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【日本代表PHOTO】日本 3-0 コスタリカ|南野、伊東の代表初ゴールなど、3ゴールで森保監督初陣を勝利で飾る!守備陣は無失点!
【日本代表PHOTO】試合後、サポーターの声援に応える森保ジャパン!
【PHOTO】日本×コスタリカの美女サポーターたち!!
【中島翔哉PHOTO】これが日本の新10番!終始観客を魅了するプレーを見せた中島のPHOTOギャラリー!!
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しかし、こうした一連のプレーよりも印象に残ったのが、チームメイトへの積極的な声掛けだった。
たとえば、プレーが切れるたびに、味方に向かって何やら話しかけている。それは、"自分がこのチームを引っ張っていくんだ"という強い意志の表われにも見えた。
「もちろん、そういう気持ちもあります」
自らが先頭に立って攻撃をリードする、という自覚はある。ただ、それだけではなかった。
「向こう(オーストリア)でやっていてもすごく思うんですけど、自分が良いプレーを出すために、味方の選手を動かすことも必要だし、そうやって、味方の良いところも引き出せればいい。もちろん、自分もみんなの意見を聞いて、修正するつもりでいます。日本語でコミュニケーションは取りやすかったし、そういう部分は意識していましたね」
自分も味方も、どうすれば活きるか。その最適解を見出すために、自発的に意見交換をする。そうやってチームをより良い方向に導こうとする。
しばらく代表から遠ざかっていたが、久々にサムライブルーのキットを身にまとってピッチに立った南野は、プレーもメンタルも、一段と逞しさを増した印象だ。世代交代が叫ばれる今の日本代表において、リーダーとしての素質も示した23歳の南野は、鍵を握る存在になるはずだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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