ブンデスリーガが８月24日（現地時間）に開幕。長谷部誠や香川真司など、日本人選手８人にとっても新たな戦いが始まる。

　けがで開幕戦出場が危ぶまれていた原口元気も、どうやら間に合うようだ。ハノーファーの公式サイトで、アンドレ・ブライテンライター監督のコメントとともに発表された。

 「木曜日の午後に最高のニュース！　ゲンキ・ハラグチがブレーメン戦のメンバー入り」というタイトルで発表されたリリースでは、開幕戦の前日会見に臨んだ同監督は、原口についてこう明言している。

「ハラグチは、トップチームと一緒にトレーニングをこなしている。彼は試合に出られるよ」

　原口は今夏、ロシア・ワールドカップに出場した後に休息を取り、新天地のハノーファーに合流。テストマッチにも出場するなど、順調にリーグ開幕戦への準備を整えているとみられていた。

　しかし、先週行われたDFBカップ１回戦には帯同せず。理由は「太腿の負傷」だった。ブライテンライター監督は「重症ではない」とコメントしていたが、今週に入っても別メニューをこなす姿が報じられていたため、開幕戦に間に合うのか、疑問視する独メディアもあった。

　原口の出場が可能になったことで、ブンデスリーガ開幕戦では、３人の日本人選手が同じピッチに立つことが実現するかもしれない。

　原口と浅野拓磨が所属するハノーファーは、アウェーで大迫勇也が新加入したブレーメンと８月25日（現地時間）に対戦。ドイツのサッカー専門誌『kicker』の予想では、浅野と原口、そしてブレーメンに新加入した大迫勇也も、スタメン入りとなっている。

　開幕早々から、日本人サポーターからの注目を集める一戦となりそうだ。