テベスが考える、今のメッシに必要なことは?
先のロシア・ワールドカップ、主役となることが期待されていたアルゼンチン代表FWのリオネル・メッシは、本来の輝きを放つことなく、フランスとの決勝トーナメント1回戦(3-4の敗北)で大会を後にした。。
敗退決定直後、無気力な表情を浮かべて茫然と立ち尽くした背番号10の姿に、母国アルゼンチンでは悲観論が渦巻き、「このまま代表から引退するのではないか?」と、メッシの去就について不安視する声は日増しに強まっている。
そんななか、偉大なる後輩に助言を送ったのは、元アルゼンチン代表FWのカルロス・テベスだ。現在、母国の超名門ボカ・ジュニオルスでプレーする34歳は、アメリカ・メディア『ESPN』の取材に対して以下のように語った。
「レオは、自分自身のことを考えなければならない。代表チームに提示されたプロジェクトが納得できないものならば、チャンピオンを目指すのはとても難しいことだからね。
俺たちは、あいつを幸せにできず、目標達成のためにサポートすることもできず、多くの時間を無駄にしてきた。レオに快適な環境を与えられなかったことは、大きな失態だったと思っている」
敗退決定直後、無気力な表情を浮かべて茫然と立ち尽くした背番号10の姿に、母国アルゼンチンでは悲観論が渦巻き、「このまま代表から引退するのではないか?」と、メッシの去就について不安視する声は日増しに強まっている。
そんななか、偉大なる後輩に助言を送ったのは、元アルゼンチン代表FWのカルロス・テベスだ。現在、母国の超名門ボカ・ジュニオルスでプレーする34歳は、アメリカ・メディア『ESPN』の取材に対して以下のように語った。
「レオは、自分自身のことを考えなければならない。代表チームに提示されたプロジェクトが納得できないものならば、チャンピオンを目指すのはとても難しいことだからね。
俺たちは、あいつを幸せにできず、目標達成のためにサポートすることもできず、多くの時間を無駄にしてきた。レオに快適な環境を与えられなかったことは、大きな失態だったと思っている」
アルゼンチン代表として76試合に出場し、メッシとは2度のW杯を戦ったテベス。それだけに、辛そうな表情を浮かべた後輩に思うところがあったようだ。
「今は頭を冷やし、冷静になって、とにかく回復に努めろと伝えたい。だから、今、俺がレオに言えることは、『休め』ということだ」
絶対無二のエースに休息の重要性を語りかけたテベスは、そのうえで、アルゼンチン代表でのプレーを「続けるべきだ」と、熱いメッセージを発信した。
「同じ選手として、そして、同じアルゼンチン人として、あいつには言いたい。俺たちはレオを必要としている。あいつはアルゼンチンの魂なんだ。サッカーを続ける限りは、レオはこの国の最大のアイドルであり、その責任をピッチの上で取らなければならない。だから、続けて欲しいんだ」
はたして、テベスの言葉は代表エースに届くのか? メッシの進退はアルゼンチン代表の命運を左右するだけに、当人の決断が待たれるところだ。