ポルトガル対スペインでは全6ゴールがリーガ勢。

第1戦でいずれもゴールを奪ったC・ロナウド(左上)、D・コスタ(右上)、コウチーニョ(左下)、グリエーズマン(右下)。リーガ・エスパニョーラのスターたちがW杯の舞台でも輝きを放つ。(C)Getty Images
2017-2018シーズンの欧州カップ戦で、相変わらずの強さを見せたのがリーガ・エスパニョーラのクラブだ。チャンピオンズ・リーグ(CL)ではレアル・マドリーが前人未到の3連覇を成し遂げ、バルセロナとセビージャがベスト8。そしてヨーロッパリーグ(EL)では、アトレティコ・マドリーが3度目の戴冠を果たしている。
ここ10シーズンを観ても、CLで7度(R・マドリーが4度、バルセロナ3度)、ELで6度(A・マドリーが3度、セビージャが3度)の優勝。欧州サッカーをまさに席巻しているのが、この「リーガ勢」なのだ。
ここ10シーズンを観ても、CLで7度(R・マドリーが4度、バルセロナ3度)、ELで6度(A・マドリーが3度、セビージャが3度)の優勝。欧州サッカーをまさに席巻しているのが、この「リーガ勢」なのだ。
ロシア・ワールドカップでも、その傾向は顕著に表われている。グループリーグの第1戦(16試合)が終わった時点で生まれた38ゴールのうち、約3分の1にあたる12ゴールをリーガでプレーする選手が奪っているのだ。下記のように、他のリーグと比較してもこの数字はダントツだ。
●ロシアW杯の得点者の在籍リーグ
リーガ・エスパニョーラ…12点
プレミアリーグ…6点
ブンデスリーガ…5点
ロシア・リーグ…4点
セリエA…3点
その他のリーグ…4点
オウンゴール…4点
口火を切ったのは、ロシアのデニス・チェリシェフ(ビジャレアル)だ。サウジアラビアとの開幕戦で途中出場から鮮やかな2ゴールを奪い、5-0の大勝に貢献した。
撃ち合いとなったポルトガル対スペイン(3-3)は、全6ゴールをリーガ所属の選手が奪った。ポルトガルはエースのクリスチアーノ・ロナウド(R・マドリー)がハットトリックを達成。スペインは主砲ジエゴ・コスタ(A・マドリー)が2得点、右SBのナチョ(R・マドリー)が圧巻のボレーで1点を決めている。
同じ15日に行なわれたエジプト対ウルグアイ戦(0-1)で、試合終了間際に決勝点となるヘッドを叩き込んだのはA・マドリーのホセ・ヒメネスだ。
大会3日目の16日には、フランスのアントワーヌ・グリエーズマン(A・マドリー)とクロアチアのルカ・モドリッチ(R・マドリー)がともにPKで1得点を挙げ、勝点3奪取に貢献。翌17日には、ブラジルのフィリッペ・コウチーニョ(バルセロナ)がスイス戦(1-1)で得意のミドルを突き刺している。
アルゼンチンのリオネル・メッシ(バルセロナ)は、初戦のアイスランド戦でPKを失敗するなどノーゴールに終わったものの、ロシアの地で猛威を振るっているリーガ勢。タレントの多さを物語っていると言えるだろう。
●ロシアW杯の得点者の在籍リーグ
リーガ・エスパニョーラ…12点
プレミアリーグ…6点
ブンデスリーガ…5点
ロシア・リーグ…4点
セリエA…3点
その他のリーグ…4点
オウンゴール…4点
口火を切ったのは、ロシアのデニス・チェリシェフ(ビジャレアル)だ。サウジアラビアとの開幕戦で途中出場から鮮やかな2ゴールを奪い、5-0の大勝に貢献した。
撃ち合いとなったポルトガル対スペイン(3-3)は、全6ゴールをリーガ所属の選手が奪った。ポルトガルはエースのクリスチアーノ・ロナウド(R・マドリー)がハットトリックを達成。スペインは主砲ジエゴ・コスタ(A・マドリー)が2得点、右SBのナチョ(R・マドリー)が圧巻のボレーで1点を決めている。
同じ15日に行なわれたエジプト対ウルグアイ戦(0-1)で、試合終了間際に決勝点となるヘッドを叩き込んだのはA・マドリーのホセ・ヒメネスだ。
大会3日目の16日には、フランスのアントワーヌ・グリエーズマン(A・マドリー)とクロアチアのルカ・モドリッチ(R・マドリー)がともにPKで1得点を挙げ、勝点3奪取に貢献。翌17日には、ブラジルのフィリッペ・コウチーニョ(バルセロナ)がスイス戦(1-1)で得意のミドルを突き刺している。
アルゼンチンのリオネル・メッシ(バルセロナ)は、初戦のアイスランド戦でPKを失敗するなどノーゴールに終わったものの、ロシアの地で猛威を振るっているリーガ勢。タレントの多さを物語っていると言えるだろう。