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「確率的には勝つのは難しい」現状をシビアに捉える長友佑都がロシアに懸ける「今まで以上の想い」

カテゴリ:日本代表

五十嵐創(サッカーダイジェストWEB)

2018年05月25日

「可能性がある限りはすべてをかけてやりたい」

欧州でキャリアを重ねる長友は、日本代表の現在地をしっかりと把握している。そのうえで、「可能性はゼロではない」と自身に言い聞かせるように語った。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 西野朗監督率いる日本代表が25日、千葉県内でガーナ戦(30日)に向けたトレーニングを行なった。
 
 この日が合流初日となった長友佑都は、同じく合流初日の長谷部誠や酒井宏樹とともにランニングなどで汗を流した後、全体練習にも参加。トレーニング後には、今回のロシア・ワールドカップに懸ける並々ならぬ覚悟を見せた。
 
「自分自身もこの年になって、代表の試合も1試合1試合噛みしめながらじゃないですけど戦っていますし、いつ自分が呼ばれなくなるという危機感も持ちながらやっているので、とにかくこのワールドカップは必ず成功させたいという今まで以上の想いがありますね」
 
 27歳で挑んだ4年前のブラジル・ワールドカップは、1分2敗でグループリーグ敗退。1勝もできずに檜舞台を去り、涙も見せた。その悔しさは今でも忘れていないが、一方でキャリアを重ねて自分自身を客観的に見られるようにもなったという。
 
「自分たちの力もそうだし、客観的に見れている自分もいて、厳しいということも分かっている。確率的になかなか勝つのは難しいのは正直、僕もこうして世界でやらせてもらって難しい部分も感じています」
 
 ロシア・ワールドカップで対戦するコロンビアとポーランドは紛れもない強豪国で、セネガルも油断のならない相手だ。とはいえ、長友は「可能性はゼロではない。サッカーは何が起こるかわからない」とも言う。
 
「可能性がある限りはすべてをかけてやりたい。こういう準備から決まって来るものだと思うので、雰囲気作りもそうだし、この準備をしっかりと、チームでコミュニケーションをとりながら、大事にしたいと思っています」
 
 合宿参加初日ながら、すでに心はワールドカップモード。4年前の悔しさと世界の厳しさを知る長友は、「今まで以上の想い」で準備を進めている。

取材・文●五十嵐創(サッカーダイジェストweb)

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