西野監督から絶大な信頼を受けての代表復帰。
日本サッカー協会は5月18日、親善試合のガーナ戦(30日)に向けた日本代表メンバー27人を発表した。
先月9日に前任のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任を受けて、技術委員長から内部昇格した西野朗監督が、一度のキャンプやテストマッチもできなかった状況下で選んだメンバーは、主に代表歴の長い戦士たちだった。
27人の中で注目を集めたのは、やはり「ビッグ3」だ。香川真司、本田圭佑、そして岡崎慎司は、ハリルホジッチ政権下では冷遇されていたが、西野監督は「代えが利かない」として彼らを招集した。
そして、昨年9月のサウジアラビア戦(W杯最終予選)以来となる招集を受けた岡崎に対し、英国メディアも反応。レスターの地元紙『Leicester Mercury』は、「シンジ・オカザキはW杯欠場が見込まれていたが、新しい代表のボスが彼を必要としている」と報じた。
今シーズンの岡崎は、決して満足のいくシーズンを送ったわけではない。
先月9日に前任のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任を受けて、技術委員長から内部昇格した西野朗監督が、一度のキャンプやテストマッチもできなかった状況下で選んだメンバーは、主に代表歴の長い戦士たちだった。
27人の中で注目を集めたのは、やはり「ビッグ3」だ。香川真司、本田圭佑、そして岡崎慎司は、ハリルホジッチ政権下では冷遇されていたが、西野監督は「代えが利かない」として彼らを招集した。
そして、昨年9月のサウジアラビア戦(W杯最終予選)以来となる招集を受けた岡崎に対し、英国メディアも反応。レスターの地元紙『Leicester Mercury』は、「シンジ・オカザキはW杯欠場が見込まれていたが、新しい代表のボスが彼を必要としている」と報じた。
今シーズンの岡崎は、決して満足のいくシーズンを送ったわけではない。
開幕2試合連続ゴールという上々のスタートを切ったが、昨年10月に指揮官がクロード・ピュエルに代わると徐々にベンチを温めることが多くなり、4月中旬に右くるぶしを痛めてからは、完全にピッチから遠ざかっていた。
ハリルホジッチ前監督からは、「代表とクラブで求めるプレーが違う」として長く招集がかからなかった岡崎。そんなサムライFWを復帰させた意図を、西野監督は次のように説明している。
「岡崎の場合は、今でこそ怪我持ちですが、プレミアの非常にタイトで厳しいゲームの中で、あれだけ身体を動かせて、チームに対する貢献度も高く、しかもストライカーの役割も果たしていく。そういう総合的な役割を果たす彼は、代えが利かないと私は評価しています。
ただ運動量が高いというだけでなく、常に2つ3つ先のプレーを見据えての彼の貢献度や献身性。それは、チームに絶対欠かせないと判断しました。今は懸命にトップフォームに戻そうとしていますが、1か月の猶予があれば、きっと良い状態に持っていけると確信しています」
そんな西野監督の言葉を用いた『Leicester Mercury』紙は、「ハリルホジッチが若手を起用し続けたことで、オカザキの代表キャリアは終わったものと思われ、本人もそれを恐れていたはずだが、彼はロシア行きの飛行機に乗ることができた」と、喜びを持ってまとめている。
4月14日のバーンリー戦を最後に試合出場がない岡崎は、「良い状態に持っていける」という西野監督からの信頼に応えられるのか。21日から始まる代表合宿でのアピールに期待したい。