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「非常に騒々しいシーズンだった」 監督退任のドルトムントMFシャヒンが不本意な1年を反省

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年05月14日

「タフなシーズン」と振り返る。

シーズンを振り返り、反省を口にしたシャヒンは、ドルトムントをふたたび欧州のトップレベルに押し上げられるか。(C)Getty Images

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 香川真司が約3か月ぶりに実戦復帰を遂げた5月12日のブンデスリーガ第34節で、ホッフェンハイムに1-3と敗れたドルトムントだが、チャンピオンズ・リーグ(CL)出場権を確保することには成功した。

 この試合の後、ペーター・シュテーガー監督は今シーズン限りでの退任を発表。『ESPN』によると、シーズン途中に当時8位だったチームを4位に導いた指揮官は、「今日がドルトムントでの私の最後の公式戦だ。少し前から決めていた」と述べていたという。

「ミヒャエル・ツォルクSDやハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOと建設的に話し合い、クラブには新しい刺激が必要だと決断した。そのためのもっとも簡単な方法は、新たな指揮官を招くことだ」

 シュテーガー監督は「もっとも重要な目標を達成できたことを嬉しく思っている」と、CLの切符を手にしたことがなにより重要だったと強調し、後を継ぐ指揮官にエールを送った。

「チャンスを与えてもらったことを、私は嬉しく思っている。後任の監督にはこのチームにさらなる落ち着きと安定をもたらしてほしい。我々はCLのためにハードワークしてきた。そして手にしたCL出場権を生かせることを願っている」
 
 新体制で臨んだ今シーズン、ドルトムントは12月にペテル・ボシュ監督を解任するなど苦しんだ。MFのヌリ・シャヒンは、ドイツ『Sky』で「タフなシーズンだった」と振り返っている。

「なんとか無事に終えられたことを喜んでいる。もちろん、良くはなかった。ファンも僕らも満足していない。CL出場権は獲得できたけど僕らは自己批判しなければ。こういうシーズンを繰り返してはいけない。他のチームもクオリティーを備えているからだ」

「すべてを分析し、落ち着きを取り戻して、ふたたびファンとの絆を燃え上がらせなければ。僕はドルトムントがまた堂々と戦えるようになると強く信じている」

 またシャヒンは、「ドルトムントのためにピッチで全力を尽くしたか? 十分に準備をしたか? クラブの全員がすべて正しい行動を取ったか? ファンも正しかったか? 我々は自分自身に問いかけなければいけない」と、ドルトムントにとって不本意なシーズンだったことを強調した。

「非常に騒々しいシーズンだった」

 新たな監督を迎えて臨む来シーズン、ドルトムントは華麗に復活を遂げられるだろうか。
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