鹿島は復調できるのか? 敏腕GMが浦和戦後に漏らした本音は?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年05月06日

難敵相手の勝利が、このうえない特効薬に

好セーブ連発で無失点に抑えた曽ヶ端(21番)とディフェンスリーダーの昌子が勝利の喜びを分かち合った。写真:徳原隆元

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[J1リーグ13節]鹿島1-0浦和/5月5日/カシマ
 
 今季初の2連勝に、鹿島に立ち込めた暗雲がようやく晴れた。
 
「連勝は率直に嬉しい。これまでも良い試合をして落としたり、引き分けてしまったことが多々あり、勝てない試合があった。今後も勝ち続けていきたい」
 
 不振が続き苦悩する日々を送ってきた大岩監督が、はにかみながら胸をなで下ろした。
 
 怪我人の続出でやり繰りの難しいなかで、9日にはACL決勝トーナメント1回戦・上海上港(中国)との第1戦を迎える。ベストメンバーを組めない状況で、大岩監督は数人の選手を入れ替えて浦和戦に臨んだ。これで勝てたことは非常に大きく、チームにプラスになった。
 
 パフォーマンスは上がっているが、いまだ連戦への不安が残る内田。最近、自他ともに「絶好調」と評価する上り調子の鈴木を先発から外し、2試合実戦から離れていた負傷明けの土居を復帰させ、ボランチが本職の永木も左サイドで起用した。
 
 この策が奏功した。永木は持ち前の守備力で長澤ら浦和アタッカー陣に“攻撃的な”プレスを仕掛け、相手の力を削ぐ。奪ったボールを土居、金崎らが連動して敵陣へ運び、好機を作った。24分には槙野のクリアを土居→永木とつなぎ、永木が巧みなターンでDFのファウルを誘発。先制点となるPKを獲得した。「狙い通りというか、選手たちが良いアクションを起こしてくれた。非常に良い前半だった」と大岩監督も納得の出来だ。
 
 長崎戦同様に後半は受け身に回る時間も多かったが、上手く受け流すしたたかな守りも見せ、本来の鹿島の堅守が戻りつつある。「相手は浦和だし、懸ける気持ちは本当に強かった。久々にこういう勝ち方ができたので、前向きに捉えている」と永木。難敵相手への勝利が、このうえない特効薬となった。
 
 レオ・シルバが試合終盤に負傷し、チームドクターの見解は「左腿肉離れ」。6日に精密検査を受けるが、ACLの2戦(9日、16日)の欠場は必至だ。
 
 再び怪我人が出てしまい、懸念材料はすべて拭えない状況だが、鈴木満強化部長は「雰囲気が良くなってきた。メンタル面で変ってきた。ここまで苦しかったことはあまりなかった」と苦難を乗り越えたチーム状況に安堵の表情を見せた。
 
「すぐにACLもある。選手はこの連戦のなか非常によく頑張ってくれている。総力戦で、目の前の試合を勝っていきたい」と大岩監督。指揮官の言葉のまま、上海上港戦は文字通りの“総力戦”となる。上向きな状況で総力を結集し、決勝トーナメント1回戦の壁に挑む。

【鹿島 1-0 浦和 PHOTO】金崎が挙げた虎の子の1点を守り切り鹿島が勝利

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