J１リーグは４月28日、11節の８試合が開催されている。味の素スタジアムでは、２位のFC東京と最下位の名古屋グランパスの一戦が行なわれ、３対２でFC東京が勝利を収めた。

　白熱の点の取り合いとなった試合は20分、まずはFC東京が先制。ペナルティエリア内でDFに倒されたディエゴ・オリヴェイラが自らPKを沈め、ゴールネットを揺らした。

　しかし10分後、名古屋はガブリエル・シャビエルのFKからジョーがヘディングシュートでネットを揺らす。ジョーの４試合ぶりのゴールで名古屋が追いつく。

　すると38分、今度はFC東京がカウンターから橋本拳人がドリブルで持ち上がり、折り返しを永井謙佑が左足で流し込んだ。FC東京が勝ち越しに成功する。

　FC東京は後半立ち上がりの46分にも、左サイドを抜け出した永井がドリブルで持ち上がると、その折り返しをD・オリヴェイラが右足で合わせ追加点。エースのこの日２点目、今季通算９得点目でFC東京がリードを２点差に広げる。

　名古屋は63分、再びG・シャビエルのFKをホーシャが頭で合わせ、ネットを揺らす。名古屋が１点差に迫る。

　その後も名古屋が攻勢に出るも、FC東京がしっかりと試合を締め、３対２でタイムアップ。３連勝としたFC東京が、勝点を22に伸ばし、同28で首位の広島を追走する。一方の名古屋は悪夢の８連敗となった。