「タイミングが合わなかったり、ひと手間かけすぎていた」
[J1リーグ6節]磐田0-0清水/4月7日/エコパ
スコアレスドローで勝点1を分け合った清水との”静岡ダービー”後、磐田の名波浩監督が試合を振り返った。
強力FWを擁する清水は手強かったようで、「やっぱり(ミッチェル・)デュークとクリスラン、(鄭)大世もそうですが、あそこにラフに入って来るロングボールが脅威だったので、そこからセカンドボール、セットプレーも含めて危ない場面は何度かあった」と相手の攻撃を讃えた。その後に続けたのが、次の言葉だ。
「ただ、90分を通したら我々のゲームだったと思うので、勝点2を失ったのは明らかに我々だった」
スコアレスドローで勝点1を分け合った清水との”静岡ダービー”後、磐田の名波浩監督が試合を振り返った。
強力FWを擁する清水は手強かったようで、「やっぱり(ミッチェル・)デュークとクリスラン、(鄭)大世もそうですが、あそこにラフに入って来るロングボールが脅威だったので、そこからセカンドボール、セットプレーも含めて危ない場面は何度かあった」と相手の攻撃を讃えた。その後に続けたのが、次の言葉だ。
「ただ、90分を通したら我々のゲームだったと思うので、勝点2を失ったのは明らかに我々だった」
押し込まれた前半を凌ぎ、後半に盛り返した磐田は、70分過ぎに荒木大吾や小川航基らジョーカーを投入して攻撃の圧力を強めた。名波監督も「2トップの形にしたところから、より攻撃の圧力が高まった」と言うように、采配が機能して試合の主導権を握り返している。
それだけに、「サイドのギレルメや荒木のところから個の突破、クロスの質で崩したかったんですが、タイミングが合わなかったり、ひと手間かけすぎてしまっていたので、そこはちょっともったいなかった」とゴールを奪なかったのが痛恨だったのだろう。「勝点2を失ったのは明らかに我々」という言葉には、悔しさが滲んでいた。
それだけに、「サイドのギレルメや荒木のところから個の突破、クロスの質で崩したかったんですが、タイミングが合わなかったり、ひと手間かけすぎてしまっていたので、そこはちょっともったいなかった」とゴールを奪なかったのが痛恨だったのだろう。「勝点2を失ったのは明らかに我々」という言葉には、悔しさが滲んでいた。