４月３日に長居スタジアムで行なわれたアジア・チャンピオンズリーグのグループステージ第５節、セレッソ大阪vs済州ユナイテッドの一戦は、ホームチームの２－１快勝に終わった。この結果、Ｃ大阪は２位に浮上し、済州は最下位のまま。昨季韓国勢として唯一ラウンド・オブ16に駒を進めた強豪は、最終節を待たずして敗退が確定した。
この長居決戦を韓国メディアはどう報じたのか。大手全国紙『朝鮮日報』は、済州ディフェンス陣の不甲斐なさを断じ、Ｃ大阪の切れ味鋭いカウンターアタックを称えた。
「負ければ終わりの状況下で、済州は手堅く守備重視の戦法を採った。開幕節にホームでセレッソに敗れた苦い記憶があり、カウンターをもっとも警戒していたからだ。しかし、守備ブロックは強度を欠き、セレッソの効果的で強烈なカウンターにこの日も晒された」
「なす術なく、守備陣はボールウォッチャーに…」
そして、前半にあったふたつの失点シーンをこう報じている。
「まずは16分だ。セレッソはこのコーナーキックに賭けていたのだろう。きわめて高い集中力を示し、実にしたたかに先制点を挙げて見せた。済州は人数を十分に揃えていながら対応できなかったのだ。そして致命的な２点目を34分に決められてしまう。今度は流れるようなパスワークから。なす術なく、守備陣はボールウォッチャーになっていた。最終ラインだけでなく、中盤からの連動したディフェンスが機能しなかったのだ」
済州は後半アディショナルタイムに１点を返し、同紙は「素晴らしい一撃だった」と評しつつも、「あまりに遅すぎた。いいところなく敗れ去り、痛恨の早期敗退を余儀なくされた」と綴っている。
とはいえ済州をのぞく韓国勢は、今季のACLで好調を維持している。全北現代、蔚山現代、水原三星はいずれもグループ２位以内を確保。水曜日開催の第５節では、柏レイソルと全北が日立柏サッカー場で対戦する。
「まずは16分だ。セレッソはこのコーナーキックに賭けていたのだろう。きわめて高い集中力を示し、実にしたたかに先制点を挙げて見せた。済州は人数を十分に揃えていながら対応できなかったのだ。そして致命的な２点目を34分に決められてしまう。今度は流れるようなパスワークから。なす術なく、守備陣はボールウォッチャーになっていた。最終ラインだけでなく、中盤からの連動したディフェンスが機能しなかったのだ」
済州は後半アディショナルタイムに１点を返し、同紙は「素晴らしい一撃だった」と評しつつも、「あまりに遅すぎた。いいところなく敗れ去り、痛恨の早期敗退を余儀なくされた」と綴っている。
とはいえ済州をのぞく韓国勢は、今季のACLで好調を維持している。全北現代、蔚山現代、水原三星はいずれもグループ２位以内を確保。水曜日開催の第５節では、柏レイソルと全北が日立柏サッカー場で対戦する。
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