[ACLグループステージ５節]C大阪２－１済州／４月３日／長居ス

　アジア・チャンピオンズリーグは４月３日、各地でグループステージ５節を開催。大阪長居スタジアムでは、セレッソ大阪対済州ユナイテッドFCの一戦が19時のキックオフで行なわれた。
 
　C大阪は31日のJ１・５節の湘南戦から中２日ということで、直近のゲームからスタメンを８名変更。２試合連続で先発に名を連ねたのはGKのキム・ジンヒョン、DFのヨテイ・マニッチ、FW柿谷曜一朗のみとなり、先週末のリーグ戦ではベンチスタートだった杉本健勇がスタメンで起用された。
 
　現在、勝点５のC大阪は首位の広州恒大を勝点３差で追いかける状況。勝利を収めれば、グループステージ突破に王手を掛ける可能性があるだけに重要な一戦となった。
 
　試合は立ち上がりからC大阪がアグレッシブに試合を展開。中盤でボールを奪うと、素早く前線を使い、相手のゴール前へと迫った。すると、16分に左CKを獲得。田中亜土夢がゴール前に入れると、片山瑛一が左足で豪快なボレーシュートを叩き込んで先制点を奪う。

　これで勢いに乗った桜軍団は34分。福満隆貴のスルーパスをペナルティーエリア内で受けた山村和也がゴール前にラストパス、最後は柿谷が押し込んでリードをさらに広げた。
 
　前半を盤石の試合運びで終えたC大阪は迎えた後半も手堅くゲームを進めていく。CBのマテイ・ヨニッチを中心に身体を張った守りを見せ、攻めても手数を掛けないアタックで追加点を狙う。

　14分にはGKキム・ジンヒョンのゴールキックを起点に攻撃を仕掛けると、柿谷がゴール前に抜け出す。惜しくもシュートは相手GKイ・シャングンの好セーブに阻まれたが、試合を優勢に進めていく。
 
　後半アディショナルタイムに1点を返されたが、C大阪は２－１で済州に勝利。通算成績を２勝２分１敗とし、勝点を８に伸ばした。

　20時から行なわれている広州恒大とブリーラムの結果に関わらず、C大阪は４月17日の最終節・広州恒大戦で勝利を収めれば、グループステージ突破が決まる。　

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