フランスの名門が敵地サン・マメスを完全攻略。
ホームで行なわれた第1レグを3-1でモノにしていたフランスの名門に、勝ち上がりを決定づける先制点がもたらされたのは38分だった。
左サイドからゴールに向かってドリブルを開始したディミトリ・パイエが、コンスタンティノス・ミトログルとのワンツーでエリア内に進入し、みずから倒されて得たPKをゴール右隅に流し込んだのだ。
アスレティック・ビルバオにとっては、絶対に与えてはいけなかった先制点。序盤からアリツ・アドゥリスを中心にマルセイユ・ゴールに迫り、2点のビハインドを取り返そうと躍起になっていたビルバオは、完全に出端をくじかれた。これで2試合のトータルスコアは4-1に。ビルバオが勝ち上がるには3点以上が必要になった。
左サイドからゴールに向かってドリブルを開始したディミトリ・パイエが、コンスタンティノス・ミトログルとのワンツーでエリア内に進入し、みずから倒されて得たPKをゴール右隅に流し込んだのだ。
アスレティック・ビルバオにとっては、絶対に与えてはいけなかった先制点。序盤からアリツ・アドゥリスを中心にマルセイユ・ゴールに迫り、2点のビハインドを取り返そうと躍起になっていたビルバオは、完全に出端をくじかれた。これで2試合のトータルスコアは4-1に。ビルバオが勝ち上がるには3点以上が必要になった。
雨が降りしきる本拠地サン・マメスで、ビルバオは当然のように後半の頭から攻勢に出る。しかし、次の1点もマルセイユ側に生まれた。52分、第1レグで2ゴールを挙げていた好調のルーカス・オカンポスが、左サイドから切れ込み、強烈なミドルを突き刺している。
リードをさらに広げたマルセイユは、ボランチのルイス・グスタボ、崩しの切り札フロリアン・トバン、プレーメーカーのマキシム・ロペズを揃ってベンチに下げる余裕を見せる。
一方のビルバオは、72分にイニャキ・ウィリアムスがこぼれ球を押し込んで1点を返し、さあこれからというタイミングで、エースストライカーのアドゥリスが退場(2枚目のイエローカード)。これで勝負は決した。
3月末にヨーロッパ遠征を行なう日本代表のメンバーにも選出されたマルセイユの酒井宏樹は、第1レグ同様、右サイドバックでフル出場。アウェーゲームとあって、攻撃に関してはやや自嘲気味だったものの、それでも終盤にはシュートレンジまで飛び出し、強烈な一撃を見舞うなど存在感を示した。守備でも危なげない対応を見せている。
試合は結局、最後まで相手に主導権を渡さなかったマルセイユが2-1で勝利。2試合合計5-2でベスト8進出を決めている。
リードをさらに広げたマルセイユは、ボランチのルイス・グスタボ、崩しの切り札フロリアン・トバン、プレーメーカーのマキシム・ロペズを揃ってベンチに下げる余裕を見せる。
一方のビルバオは、72分にイニャキ・ウィリアムスがこぼれ球を押し込んで1点を返し、さあこれからというタイミングで、エースストライカーのアドゥリスが退場(2枚目のイエローカード)。これで勝負は決した。
3月末にヨーロッパ遠征を行なう日本代表のメンバーにも選出されたマルセイユの酒井宏樹は、第1レグ同様、右サイドバックでフル出場。アウェーゲームとあって、攻撃に関してはやや自嘲気味だったものの、それでも終盤にはシュートレンジまで飛び出し、強烈な一撃を見舞うなど存在感を示した。守備でも危なげない対応を見せている。
試合は結局、最後まで相手に主導権を渡さなかったマルセイユが2-1で勝利。2試合合計5-2でベスト8進出を決めている。