【移籍市場超速報】ヴィディッチについてインテル会長が語る

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2014年02月24日

「ヴィディッチは経験をもたらしてくれるだろう」

「公式アナウンスはすべてが決定してから」。ヴィディッチ獲得説について、インテルのトヒル会長はそう語った。 (C)Getty Images

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 移籍マーケットの専門記者という、独自のフィールドを切り開いたイタリア人記者のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏。

 バルセロナの監督を退任してから、その去就が注目されていたジョゼップ・グアルディオラのバイエルン入りをスクープして、一躍ヨーロッパ中にその名を知られるようになった業界随一の事情通が、『サッカーダイジェストWeb』で特ダネを超速報!

 ディ・マルツィオ記者のオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、最新ニュースを厳選して毎日、お届けします。

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【インテル】トヒル会長「サネッティの決断を尊重する。ヴィディッチは経験をもたらすだろう」

 インテルの取締役会終了後、エリック・トヒル会長はクラブの新体制についてマスコミに語った。

「私にとっては、経営陣を正しい形に再構成することが重要だった。テクニカル部門はピエロ・アウジリオ(スポーツディレクター)が全権を持ち、コマーシャル部門はジョルジョ・リッチが、マイケル・ウィリアムソンは財務・法務部門の責任者となる。さらに広報責任者も選定中だ。全体を統括するマネージングディレクターはマルコ・ファッソーネ。サポーターが望んでいるように、商業的な側面はもちろんピッチ上で世界のトップレベルと争いたい」

「1月にダンブロージオを獲得したのは、サイドに2人しか戦力がいなかったから。なぜエルナネスを獲ったかも、今ならわかってもらえるだろう。中盤の重要なオプションだ。ボッタはアタッカー陣の重要なバックアップになる」

「サネッティ? 2か月前に話し合った。決断するのは彼だ。彼はインテルのレジェンドであり、プレーを続けるのか引退するのか、どんな決断も尊重する。今後具体的に話し合うことになるだろう」

「ヴィディッチは経験をもたらしてくれるだろう。なにしろマンチェスター・ユナイテッドのキャプテンなのだから。交渉がまとまるかどうかはあと数日以内にわかるはずだ。公式なアナウンスはすべてが確定してから。獲得の理由はマーケティングにあるのか? チームを構築しようとする時には、戦力のこともマーケティングのことも同時に考えるものだ。彼を獲得できれば両方の面でプラスになる。プレミアリーグはインドネシア(注:トヒル会長はインドネシア人)で最も人気があるが、私はセリエAをトップに引き上げたい」

「契約延長? グアリン、パラシオ、アルバレスについて交渉中だ。一部は進んでいるが一部は止まっている。3人とも重要なプレーヤーであることに変わりはない」

【パリSG】モッタが2016年まで契約更新

 MFチアゴ・モッタはパリに残る。パリ・サンジェルマンとの契約は2016年まで更新された。クラブは先ほど、ツイッターの公式アカウントで更新をアナウンス。これでモッタはパリの地でキャリアを閉じることが濃厚になった。

【トリノ】インモービレ「ボルシア? 嬉しいけれど今はそういうことを考える時期じゃない」

 毎週のようにゴールを重ね、PKなしで13得点に達したトリノのMFチーロ・インモービレは時の人だ。イタリアの『SkySport24』の独占インタビューで、現在と未来についてこう語る。
「まだたくさん試合が残っている。ワールドカップのことを考えていい気になっている場合じゃない。今週はダービーがある。僕たちにとってはとても重要な試合だ。新婚旅行とワールドカップ? 5月23日に彼女と結婚式を挙げるよ。その後……、たしかにワールドカップがあるね」

 ボルシア・ドルトムントが興味を持っているという噂もある。
「あれだけ重要なクラブが関心を持ってくれるのは嬉しいよ。でも今はそういうことを考える時期じゃない。今から6月にどうするか話しても大した意味はないからね。今はトリノに集中しているからメルカート(移籍マーケット)のことは話したくない。ダービーがあるんだよ」

【ローマ】ガルシア監督「契約延長? ローマに満足している」

 ピッチ上での継続は、契約延長につながる道でもある。ルディ・ガルシア監督はボローニャ戦の前日会見で次のようにコメントしている。
「ボローニャはここ数試合いい戦いをしている。我々はメンタル的にも100パーセントの戦いをしなければならない。ディアマンティを失った(注:中国の広州恒大に移籍)が、良いチームであり危険なことに変わりはない」。

 ローマはこの6月で切れるガルシアとの契約を延長したいと考えているはずだ。
「ローマを気に入っている。とりわけ、デ・ロッシが今後も私の下で長くやって行きたいと言ってくれたのは嬉しかった」

【翻訳:片野道郎】
【翻訳者からのごあいさつ】
 イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。

 イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。

 セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。

 ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。

 ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。

 そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)

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