いまならまだ良い値段で売却できる。
“白い巨人”でのラストシーズンとなってしまうのだろうか。
レアル・マドリーのガレス・ベイルは、今シーズン終了後の去就が取りざたされている。
ベイルは、2月14日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)の大一番、パリ・サンジェルマンとの決勝トーナメント1回戦第1レグでスタメンから外れた。リーガ・エスパニョーラでも25節のアラベス戦にはフル出場を果たしたが、その3日前のレガネス戦は76分からの出場だった。
スペイン・メディアは、ベイルの退団について報じている。『Marca』紙は23日、R・マドリーがベイル売却を決断したと報道。その理由が5つあると分析した。
レアル・マドリーのガレス・ベイルは、今シーズン終了後の去就が取りざたされている。
ベイルは、2月14日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)の大一番、パリ・サンジェルマンとの決勝トーナメント1回戦第1レグでスタメンから外れた。リーガ・エスパニョーラでも25節のアラベス戦にはフル出場を果たしたが、その3日前のレガネス戦は76分からの出場だった。
スペイン・メディアは、ベイルの退団について報じている。『Marca』紙は23日、R・マドリーがベイル売却を決断したと報道。その理由が5つあると分析した。
まずは、サイクルの終焉だ。同紙はベイルとカリム・ベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウドの「BBC」がもはや絶対の存在ではなくなったと指摘。クラブはマルコ・アセンシオの成長や、活力をもたらす新戦力の獲得を考えており、「BBC」で最初の“犠牲者”となるのがベイルだとしている。
ふたつ目には、最近の試合でベイルにやる気が感じられないことを挙げ、3つ目の理由として、加入してから計25回と負傷が多いことを伝えた。さらに、C・ロナウドを超え、バロンドールを受賞するという野望の実現からはほど遠いことを、4つ目の理由としている。
加えて同紙は、R・マドリーがトッテナムに支払った約1億ユーロ(約130億円)という巨額の移籍金を少しでも回収するには、このタイミングで売却するしかないとも報道。これが5つ目の理由で、7月に29歳になるベイルは、いまならまだプレミアリーグのクラブに良い値段で売ることができると主張した。
だが、R・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は同日の会見で、「ベイルはつねにこのチームで重要な存在だ」と、選手への信頼は変わらず、起用についてはコンディションを考えてのことと強調した。
「私は彼に100%の状態でいてほしい。また(負傷で)失いたくない。チームの中で彼が重要な役割を担っているのは確かだ。すべての試合に出るには、状態が良くなければいけない」
パリSGとの第1レグでは逆転勝利を収めたものの、リーガで宿敵バルセロナに大差をつけられ、コパ・デル・レイからはすでに敗退しているR・マドリーは、シーズン後の大改革も噂されている。ベイルはジダン監督が言うように、引き続きチーム内で「重要な役割」を担えるのか。今後の進展が注目される。
ふたつ目には、最近の試合でベイルにやる気が感じられないことを挙げ、3つ目の理由として、加入してから計25回と負傷が多いことを伝えた。さらに、C・ロナウドを超え、バロンドールを受賞するという野望の実現からはほど遠いことを、4つ目の理由としている。
加えて同紙は、R・マドリーがトッテナムに支払った約1億ユーロ(約130億円)という巨額の移籍金を少しでも回収するには、このタイミングで売却するしかないとも報道。これが5つ目の理由で、7月に29歳になるベイルは、いまならまだプレミアリーグのクラブに良い値段で売ることができると主張した。
だが、R・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は同日の会見で、「ベイルはつねにこのチームで重要な存在だ」と、選手への信頼は変わらず、起用についてはコンディションを考えてのことと強調した。
「私は彼に100%の状態でいてほしい。また(負傷で)失いたくない。チームの中で彼が重要な役割を担っているのは確かだ。すべての試合に出るには、状態が良くなければいけない」
パリSGとの第1レグでは逆転勝利を収めたものの、リーガで宿敵バルセロナに大差をつけられ、コパ・デル・レイからはすでに敗退しているR・マドリーは、シーズン後の大改革も噂されている。ベイルはジダン監督が言うように、引き続きチーム内で「重要な役割」を担えるのか。今後の進展が注目される。