【福岡】J1レベルの楽しさを再確認した輪湖直樹「『昇格したい』気持ちが強くなった」

カテゴリ:Jリーグ

古田土恵介(サッカーダイジェスト)

2018年02月07日

「開幕戦をぜひ楽しみにしていてください。絶対に勝ちます!」

ドリブラーと対峙しても冷静に対応した輪湖。J1で揉まれ続けた経験は大きく、それを惜しまずチームに還元していく。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 横浜と福岡のトレーニングマッチが2月6日、宮崎県宮崎市のシーガイア・スクエア1で行なわれた。45分×2本のゲームは1、2本目ともに横浜が4-1-4-1、福岡が4-2-3-1の布陣。1本目は開始20秒ほどの電光石火で福岡の石津大介がゴールを奪い、2本目も4分に福岡のユ・インスが得点を決めて、ともに0-1で後者が勝利した。
 
 うしろから丁寧にパスをつなぐ福岡は横浜の前からのプレッシングに苦しんだが、それを逆手に取って鋭いカウンターを発動するシーンも。井原正巳監督は「横浜は最終ラインが浅く、前からボールを奪いにきてくれたから狙っていた形を出せた」と試合後に話した。
 
 その後、「栃木戦のように引かれちゃうとね」と堅固なブロックの攻略法が今後の課題であることも口にしたが、J1チーム相手の完封勝利には大いに手応えを掴んだことだろう。「過去3年は黒星スタートだったから、今年は白星でスタートしなきゃなと思っている」と開幕戦への決意も口にした。
 
 チームはコンディション不良者も少なくないが、そんななかで新加入選手が順調に適応しているのは朗報か。CBの篠原弘次郎は落ち着いた振る舞いで、堤俊輔とともにピンチを撥ね返し続けた。
 
 そして左SBとして1、2本目の両ゲームにフル出場した輪湖直樹も守備面はもとより、パスを後方からつなごうと試行錯誤するチームにあって、ポゼッションの避難所として機能していた。ボールポゼッションを基軸とする柏で揉まれた経験を存分に発揮している印象だ。
 
「今年初の90分。トレーニングマッチだけど、やることに意味がある。2本合計で2-0という結果をポジティブに捉えたい。攻撃では奪った直後に前に出て行く力があったし、守備でもブロックを敷いてしっかりと守れていた」(輪湖)
 
 今回の完封劇を振り返った輪湖は、プレー面での自信を個人とチーム戦術両面で掴んだようだ。また同時に、心の内に湧き上がるものもあった。
「J1クラブと戦うのは楽しいので」――。
 レベルが高いからこそ感じられる充実感や達成感。それを改めて確認し、言葉とした。
 
「こうやって横浜と戦って、『今年なんとしても昇格したい』気持ちがより強くなった。ファン・サポーターの皆さん、開幕戦をぜひ楽しみにしていてください。絶対に勝ちます!」
 
取材・文●古田土恵介(本誌編集部)
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